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2017年01月14日18:04

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はっきり言って一番まずそうなのは「スーパーくいしんぼ」

【飯テロ】ごはんが最高に美味しそうなアニメ・漫画ランキング
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=45&from=diary&id=4384277

ビッグ錠氏の描く食品漫画は不衛生で、野蛮で、作画も汚く不味そうに見える。
なかでも、デブでボサボサ頭の無免許の中学生が、代替食材や野外に放置された物体を利用して作る料理は不潔で、ライバルのシェフもつば飛ばしたり煙草を吸っている不潔で不誠実な奴らばかり。
もしこの作品に海原雄山氏がいたら、どう思うだろうか。
しかし、やはり中学生ぐらいの年齢の少年が野外で調理する中華一番は美味しそうに見えるのは不思議だ。
 現代よりもっと不衛生な昭和40年代〜50年代、東京はスモッグに覆われ、ポイ捨てが合法ではないものの当然とされた時代、犬のクソやハエがたくさんいた時代(現在、蝿を見かけるのは年に数回となったが、当時は一年中屋内、屋外問わず、どこにでもいた。今では生ごみにすら蝿がいないときがある)と、19世紀の中国では空気や食材の衛生度が違っていたこともある。

 将太の寿司(無印)もまじめで良い漫画だった。笹木一家の食材を踏みにじる行為は許せなかったが、笹木の手下も含め、インチキな食材を使う板前や不衛生な板前はおらず、整髪料を使ったり喫煙する者は容赦なく切り捨てられたのはおいしんぼと同じだが、おいしんぼほど嫌味には感じられなかった。
だが続編では人間離れした料理人や卑怯な板前、さらに因業な武藤が出てきてつまらなくなってしまった。
 将太の寿司の良いところは、貧乏人でもなんとか食べられる寿司をつくってくれるところ。
ハンデや資力に乏しくても、工夫と誠意で技術や資力に勝つこともできた。
 だが海原雄山は技術・資力・誠意すべてで上回るものを出し、鳩山兄弟か麻生さんか細川様でなければ食べることのできないものを出して勝つので、許せなかった。
 海原雄山は100%正しい。
だが、そんな素晴らしい食材、素晴らしい料理人は、そう簡単にはみつからず、お金もかかる。
 亡くなった鳩山邦夫先生が造るカレーは材料費が30万で、私なら最大で3000円、へたすれば肉無、150円のルーと100円の玉葱と100円の人参で450円で作ることすらあった。
 比較的裕福な私ですらそうなのだから、カレーは1鍋1000円〜3000円が相場だろう。
 だが、鳩山一家や海原雄山のレシピだと、桁が2つ違ってくるのだ。
そして、現実には飲食店の入った駅ビルの喫煙所には料理人やウエートレスがたむろし、和菓子職人も外でタバコ吸っているのが当たり前の光景だ。
 30年前なら喫煙率が高かったのでなおさらだろう。
また、被災地や田舎の振興ねたがあっても、実際地方に逝けば地元の婦人会や青年団が、手も洗わず、煙草を吸って、お金に触った手でキャベツをつかんで焼きそばを造っているのを何度も見ている。
 海原雄山の言うようなことは、間違ってはいないが、幻想に近く、麻生さんが喫煙者でジャンクフード漬けであることを考えると、鳩山・細川一家でなければ、至高のメニューは味わえない。
 だが、究極のメニューや、鳳寿司であれば、多少裕福ならば、毎日とはいかなくとも、月数回、あるいは年数回程度なら、楽しめるのではないのだろうか。

 また、「音やん」という寿司の漫画では主人公の板前がリーゼントだった。
鳳寿司の親方や海原雄山がいれば、まず寿司を出す以前に失格になるだろう。
私も、喫煙する板前やパンチパーマの板前は見たことがあるが、リーゼントの板前は見たことが無い。
長髪の男や奇抜な髪型の男の作る料理はやはりそれだけで食べる気が薄れてしまう。
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