ＪＲＡ賞・歓喜の特別賞！

昨日決定した、ＪＲＡ賞。年度代表馬は、ＧＩ３勝のモーリスかな？と思っていたが、蓋を開けてみたら、キタサンブラックが選ばれたのね。まあ、ＧＩは２勝止まりながらも６戦３勝で、全部３着以内。馬主と騎手込みだけど、競馬ファン以外にも注目を浴びて国内の競馬を盛り上げたのだから、これはこれで、納得が行く結果でもある。

■年度代表馬はキタサンブラック　２０１６年度ＪＲＡ各賞
(朝日新聞デジタル - 01月10日 21:28)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4378454

ただ、私が一番注目していたのは、最優秀障害馬の投票。オジュウチョウサンが選ばれるのは当然として、頑なにこの部門で「該当なし」を繰り返す記者がどんな投票をするのか、気になっていた。でも、その記者も今年はオジュウチョウサンに投票し、堂々の満票決着。今年緒戦のＯＰ戦では２着に敗れたものの、重賞４勝、ＪＧＩ独占の成績で「該当なし」だと、それは、もう、障害戦自体を否定してるとしか思えないからね。

そしてそして、私が大いに驚き、また、喜んだのが、特別賞。馬は、年度代表馬を逃したモーリスだが、馬の続きで、なぜか、騎手の特別賞の発表が。何と何と、熊沢騎手が選ばれとるやんか〜!!!もう、熊ちゃんは、ＪＲＡから表彰してもらえることなんて、最優秀障害騎手以外ではないだろうと思っていたから、ファンとしては、嬉しくてたまらないサプライズだった。

ＪＲＡ賞の特別賞をもらった騎手は、過去に南井騎手と武豊騎手（２回）の２人しかいない。各種リーディングと違って、明確な基準がある訳じゃないから、この人に賞を贈るべし、と言う声がどこかから上がって来ないと贈られることはないし、また、それを多くの人が認めないと実現しないことだろう。

そう思えば、ＧＩを年に何勝もするとかの派手な活躍はしていないが、長年、平地・障害の二刀流で地道に頑張って来て、障害込みの実績が認められての受賞は、熊ちゃん自身の大きな励みになるだろうし、ファンとしても誇らしいことである。どこのどなたか存じませんが、熊ちゃんの特別賞を提起してくださった方には、ほんま、大感謝ですわ(^_^;

最近、熊ちゃんの騎乗数の少なさが心配になっていたので、この特別賞は、本当に明るい話題だ。これを機に、乗鞍が増えてほしい。そして、強い強い最優秀障害馬を破って、再度、ＪＧＩ制覇の美酒に酔わせてほしいと願う。