mixiユーザー(id:1418555)

2017年01月11日00:38

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湯気が出た話

いやあ、やっぱびーちくるくんを買ってよかったわ。
鰹節とか昆布とか、炭酸水にあれやこれや、けっこうかさばるもんをドサッと買って、なんと業務スーパーで2千円越えの荷物があったのに、前のカゴに入れてゆったりまったり走ったら楽々や。
お買い物にはお買い物用の自転車やね。

ご機嫌でお家に帰ってきて、部屋に入ろうとポケットに手を入れた瞬間、血の気が引いた。
げげっ、鍵がナイチンゲール。
慌ててすべてのポケットとカバンの中を探したものの、どこにも見当たらない。
今日、開店した餃子屋さんで落としたんか、あるいはほかのどこかで。
困った、予備の鍵は家の中にしかない。
となると、なんかあったときのために1本預けてあるM夫妻にお願いするしかない。

そやけど、まだ7時過ぎやし、仕事してるかどっかで飲んでるかやろなあと思いながら電話を掛けたら、運よく今日はもう帰宅していた。
さっそく、買ってきた荷物を向かいのローソンに預けてびーちくるくんで出発。
お買い物用かつ近距離専用のびーちくるくんで4キロの道程を走るのはちょっとしんどい。
でも、センチュリ夫くんの鍵は家の鍵といっしょやし、プジ夫くんはパンク中。
ほかに選択肢はないので、40分ほどかかるとM夫には伝えた。
新大阪までならOK牧場やったけど、そこから西淡路に入り、新幹線の下を走りだしたあたりでかなり汗ばんできた。

なんだかんだで25分ほどかけてM宅に到着。
鍵を預かり帰路に就く。
しかし、そのとき気がついた。
十三から阪急電車に乗ったら1本で来られて4駅目やん。
M宅は下新庄の駅からすぐやし、そしたらこないしんどい思いせんでよかったし、汗もかけへんかった。
ちらっとも思わんかったもんね、出発するとき。
自転車が好きすぎるあまり、ほかの交通手段がまったく選択に入ってこなかったって、こうなると自転車好きやなくて、自転車バカやで。
なにはともあれ、帰りはまあまあゆっくり走る。

お部屋に入ってコートを脱いだら、なんと肩のあたりからモワッと湯気があがるやありませんの。
通気性の高いダウンやったら起こらんことやな。
ムートンの1枚皮のコートを着ていったもんやから、湿気が逃げへんかってシャツもじっとりしてる。
教訓、予備の鍵は部屋の外のどこかに備えて置くこと。

で、この物語にはじつは衝撃の結末が待ち構えていたのですよ。
家に帰ってきて、郵便受けを確認したあと、視線を横に移したらマンションの掲示板のとこにキーホルダーといっしょに鍵が掛かっていた。
それはつまり、下新庄まで行ってる間にマンションの廊下かもしくは外に出たあたりで誰かが鍵を見つけて、こうしてわかるところに掛けておいてくれたってことなのね。
でもまあ、M夫に会えたし、ええ運動にもなったからよしにしとこか。

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