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2017年01月08日09:22

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Study in Brown

Study in Brown ( E m A r c y )

CLIFFORD BROWN, trumpet
MAX ROACH, drums
HAROLD LAND, tenor sax
GEORGE MORROW, bass
RICHIE POWELL, piano

1. CHEROKEE ( Ray Noble )
2. JACQUI ( Powell )
3. SWINGIN' ( Brown )
4. LANDS END ( Land )
5. GEORGE'S DILEMMA ( Brown )
6. SANDU ( Brown )
7. GERKIN FOR PERKIN ( Brown )
8. IF I LOVE AGAIN ( Murray-Oakland )
9. TAKE THE A TRAIN ( Strayhorn )

トリス・ジャズゲーム

 僕が子供の頃はまだテレビ放送がありませんでした。ラジオでは夕方にNHKで子供向けとして、 ”紅孔雀”という番組が放送されていた頃、数少ない民放の夜番組で”トリス・ジャズゲーム” という番組が放送されていました。司会がロイ・ジェームス(日本生まれの外人タレントのはしりの人)で、公開生放送として各地のホールから日本のジャズメンによる演奏が放送されました。それらの演奏は、司会が聴衆からリクエストを受けて出演バンドがそれを演奏する、というふうな、ユニークなものでした。千葉の片田舎に住んでいた僕は子供心にも初めて聴くジャズ演奏に新鮮な驚きを覚えたものです。ピアノ中村八大!(”上を向いて歩こう”の作曲者)、テナー松本英彦!、ドラムジョージ川口!、ベース小野次郎!これら黄金のカルテット(四重奏)による”テイク・ジ・エイ・トレイン”が僕のジャズとの邂逅でした。若くして夭折したトランペットの天才クリフォード・ブラウンは作曲もこなし、幾つかの名曲をこの世に残し、あっというまに天国へ走り去りました。また、これらの演奏は後にブームとなったいわゆるファンキー・ジャズの原型になるものだと思います。

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