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2017年01月08日01:19

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1月8日の誕生花・万作(マンサク)

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1月8日の誕生花は、菫[すみれ]〈紫〉(ささやかな幸せ・誠実・貞節・愛)、オギョウ(温かい気持ち)、木蓮[モクレン](恩恵・自然愛)、アザレア〈白〉 (貴方に愛されて幸せ)等々があります。今回は、万作を取り上げます。花言葉は、「順応性」です。

マンサクはマンサク科の落葉小高木で日本各地の山林に多く自生しています。花木として栽培もされ生花市場での流通もされています。早春にまず咲くから「まず咲く」「まんずさく」が東北地方で訛ったものがマンサクの語源といわれています。
「マンサク」は、春早くに枝、全体に黄金色の糸状の花を咲かせる事から「豊年満作」をイメージして「満作」と呼ばれるようになったとか、葉に先駆けて花が咲くことから「まず咲く」が訛ったという説もあります。まだ寒い早春花の少ない時期に面白い形の花が咲くので庭や公園によく植えられています 。素材は強靱で粘り強く、輪かんじきに使われたり、新潟県から長野県北部辺りでは、枝がなかなか折れにくい事から、猪を追い払う時に使うマルバマンサクを「シシハライ」と呼んでいます。
芽吹く頃のマンサクの樹皮は灰褐色で小さな皮目が多く、枝はよくたわみ折れず弾力があり粘りが強く切れにくいので、枝条をよじって繊維をほぐし綱の代用として、薪(たきぎ)をしばったり、柱を結ぶ場合等にも利用されてきました。
例えば、世界遺産として知られる岐阜白川郷の合掌家屋の「くだり」や「やなか」と呼ばれる構造材の部分を何百本の「綯麻(ねそ)」で締めこんで合掌家屋の構造を支えるのにも使われているそうです。「そね」は時間が経つとより締まってくると言われています。
薬用効果もあり、乾燥した葉は、収斂(しゅうれん)、止血、止瀉(ししゃ)薬として赤痢、内臓器官の出血、痔疾などに効き目があるとされ、また、葉に含まれるハマメリスタンニンは、痔疾の坐薬(ざやく)や湿疹(しっしん)などの軟膏などにも配合されています。 北米に分布しているマンサクと同類のアメリカマンサクの葉は、赤痢、内臓器官の出血、痔疾に使用されているそうです。
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