【映画】　スモーク　【☆3.4】

※記憶保持が主目的の為ネタバレ全く自重していませんので、今後観る予定のある方は読まないことをお薦めします。
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【スモーク】 (Theatre)
2016年
総合評価 3.4 → ☆3.4

「シナリオ」 (1.0) … 4 → 4
「演出全般」 (1.2) … 3 → 3.6
「心理効果」 (1.5) … 3 → 4.5
「視覚効果」 (1.1) … 4 → 4.4
「音響効果」 (0.9) … 3 → 2.7
「教養/啓発」 (0.8) … 3 → 2.4
「俳優/声優」 (0.7) … 3 → 2.1
「独創性」 (0.8) … 4 → 3.2
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【ストーリー】
タバコ屋のオヤジとその客達の生き様を描く下町人情ドラマ。強盗されたお金が周り回って人々を繋げて、全てが丸く収まる。強盗の被害者以外は。
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≪キーワード≫
洋画　デジタルリマスター

【魅力】
・独特な視覚効果
・喫煙演出

【不満】
・眼帯の謎が不明のまま

【印象に残ったシーン・台詞】
素性が明らかになった直後の親子喧嘩からの一服シーン。
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【少し突っ込んだ感想】
アキ・カウリスマキのようなハートフルな下町モノ。ただ、彼の作品ほどコッテリはしてなく、タイトルの通りにタバコが非常に主張しているのが個性。肩身の狭い喫煙者にとってはより一層感動が深いものと推測。

また、リマスター効果もあるのかもしれないけど、撮影スタイルに違和感（悪い意味でなく）を感じた。なんだかカメラアングルがインタビューなみに近い。狭い空間でのやり取りが多いせいか、コントのセッティングのような印象も受けた。これも個性と言えるだろう。

脚本はP・オースターとのこと。根強いファンが居るものの、なかなか独特なテイストを持つ作家だと思う。一冊しか読んだこと無いけど、感動レベルがある水準に固定されていて、なかなか凄い内容を書いているにも関わらず、突き抜けた感動が得られる類のストーリーでは無いと感じた。シブさがある、と言うべきか。わざとやっているなら、とりあえず成功している手法と言えるのだろう。スモークも含めて。


【蛇足】
リーアム・ニーソン声変わったなと思ったら別人だった。あと本屋さんの女性が能年玲奈に似ていると思ったのだけど、あんまり同意が得られませんorz
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