午前中、DVDでジェームズ・L・ブルックス監督の「ブロードキャスト・ニュース」を観て、昼から三田図書館と京橋図書館をハシゴする。
午後3時頃に帰宅。その後、ビデオでドイツ映画、ラース・バケル監督の「ヤンババ!/ばばぁ強盗団がやって来る!」を観ました。
☆「ブロードキャスト・ニュース」(1987)監督 ジェームズ・L・ブルックス 出演 ウィリアム・ハート、ホリー・ハンター、アルバート・ブルックス、ロバート・ブロスキー、ロイス・チャイルズ、ジョーン・キューザック、ロリ・ペティ、ピーター・ハックス、ジャック・ニコルソン
ワシントンTV局の敏腕女性プロデューサーのジェーンは、ニュース・ライター兼リポーターのアーロンと共にその才をふるっていた。
しかし、地方局からワシントンへやってきたアンカーマン、トムの出現は、二人の関係に微妙な変化をおよぼしてゆく。
トムは機敏な才覚をもって、次第に出世していく。ジェーンはトムに惹かれてゆく自分を意識するが、なかなか上手くいかない……。
この映画が公開された当時は、 “ 働く女性像 ” がテーマとなる風潮でしたよね。
そういう意味では、ジェーンがよく描き込まれています。演じるホリー・ハンターも、非常に魅力的だと思います。
ニューヨーク局長役でジャック・ニコルソンがゲスト出演っぽくチョイと出ますが、その存在感はさすがですな。
…しかし、見終わっていちばん印象的だったのは、報道というメディアにおける “ やらせ ”、いわゆる報道倫理規定ということも、大きなテーマだったことです。
上手にドラマに仕立ててるよ、ねぇ。
☆「ヤンババ!/ばばぁ強盗団がやって来る!」(2000)監督 ラース・バケル 出演 ガドラン・オクラス、エリサベス・シュレー、クリステル・ペーターズ、マルチン・ゼメルロッゲ、ティル・シュヴァイガー
人生最後の思い出に豪華客船クルーズを思い切り楽しんでみたい…… カーラ、リリー、メータの仲良し三人組みは、その壮大な夢を実現するために、今日も巧みな連携プレーで万引き稼業に励んでいた。
時は流れ、1万1千マルクという大金を貯め込んだカーラたちは、はやる気持ちを抑えながら旅行代金を振り込みにいく。
だが、その時突然、黒マスク強盗団の襲撃に遭遇し、貯めた金すべてを奪われてしまう。さらに運の悪い事に、書類にサインする一歩手前だったため保険も効かない。
怒り狂った三人は、服役中のカリスマ強盗犯 “ スパイダー ” のもとを訪ね、金を奪い返すための秘策を聞き出し、自分たちで銀行強盗をすることに……。
う〜む、このタイトル、なんとかならなかったンですかねぇ。
このフザケた題名から想像されるような、ドタバタ喜劇を期待してはイケマセン。その辺りは、やはりハリウッド映画とはかなり違います。
もちろん “ コメディ ” にはちがいないのですが、やっぱりヨーロッパ、つうかドイツ映画です。なんともマイペースな感じで、好き嫌いが別れるところでしょう。
なにはともあれ、婆ちゃんたちは、みんな良い顔をしてるんですわ。(笑)
人間って、歳を取ると、ホント味が出てくるんですね〜。もう、居るだけでいいわぁ。(笑)
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