刃牙サイコーという人は見ないでください。
上等な料理にハチミツをブチまけるがごとき思想!!! 刃牙シリーズの名ゼリフを収録したLINEスタンプ登場ッッ
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=128&from=diary&id=4371794
私が初めて週刊少年チャンピョンに触れたのは技術学校に行っていたころだ。
その頃、チャンピョンを読んでいる人がいて、読み終わったら私にくれた。
当時はサナギさんとふんどし姿の天使の話しか興味がなくバキ(当時)はほとんど読んでいない。
でも、その当時でも「あ、面白いなぁ」ぐらいの記憶がある。(確かアライjr編だったかな?)
それが、文字通り坂道を転げ落ちるが極く面白くなくなる。
「わがままを押し通すことこそ最強」らしい。
そのためには友情などは甘ったるいしそうらしい。
そうだろうか?
例えば、名作・「北斗の拳」は世間的には筋肉ムキムキの兄ちゃんたちが戦っているイメージだが、実際は違う。
彼らは様々な困難に苦しみ、悩み、悲しむ。
特に作品中で最もカリスマ的なラオウ(拳王)は「涙は捨てた」と言いつつ弟の病による拳の弱体化に涙し、愛するユリアが己の強さのために身をささげたことにも涙した。
だが、それらはラオウをさらなる高みへと押し上げた。
ケンシロウもそうだが、彼らは単純に「肉体」だけが強いのではない。
「魂」も強いのだ。
「魔皇帝!! おまえが負けたのは愛と憎しみの違いだ!!2000年前、天帝拳と魔皇拳は同じ拳だった。だが天帝拳が愛を 魔皇拳が憎しみを それぞれの糧としたときふたつの拳は 別の道を歩み始めた。愛は友のあつき心を揺り動かし 友の心は天帝拳を更なる高みへと誘って行く。それゆえ天帝拳は 無限の力を引き出される。だが憎しみとは一人 闇の中を彷徨う哀しき心・・・憎しみからは何も生み出すものはない!!愛は憎しみを凌駕する!!」
(スーパーファミコン 北斗の拳5より )(ただし、このゲーム、クソゲーとして名高い)
昔のバキは知らないが、少なくとも今の範馬刃牙に限って言えば魂も憎しみも愛もない。
私が読んだ限り、「刃物を持った基地外とそれを喜ぶ真正マゾのコント」としか思えない。
作者もやりたくないのだろう。
だとすれば、すぐ打ち切るべきだ。
それとも、まだ、自分の持論に自信があるのだろうか?
でも、その料理(漫画)は全然面白くない。
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