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2017年01月05日00:46

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初夢が悪夢だった場合。

画像はおいおい説明しますが、まあ参考資料的なものでございます。

まずは2017年の初夢についてざっくりと説明をば。


私は細身の青年です。各画像よりワンサイズくらい細いとお考えください。ほんとヒョロ細い男です。
限りなく黒に近いストレートロングの髪(画像一枚目のイメージ)。
目が隠れるほどの幅広のバンダナ(画像二枚目のイメージ)。
パンキッシュカジュアルベースの服&ダメージジーンズ(画像三枚目のイメージ)。

ビジュアルはこの三枚を足しっぱなしにした感じですかね。

で、なんか志を同じくするレジスタンス集団の一員です。
とはいえ、皆若いです。青年というか、まだ少年かもしれない。ぎりぎり青年って感じの年齢です。
10人前後の仲間が居ます。

んで、なにか事情があって、過酷な砂漠越えをしなくちゃならなくなりました。
出発地点の拠点近くにある酒場のマスター曰く、

『ほとんどが途中で逃げ帰ってくるか、さもなきゃ死ぬ。向こう側にたどり着けたやつはほんのひとつまみ』

……だそうだ。

それでも行かなきゃならない若者たちに、マスターから花が贈られる。
花束の状態で私が受け取り、一列になって私の目の前を通り過ぎて出発してゆく仲間たちに一輪ずつ手渡して行った。

最後の一輪を仲間に手渡し、自分は花を束ねていたリボンを手首に巻いた。

そして、列の最後尾。両手をジーンズの後ろポケットに突っ込んで、わざとちんたらしたチャラい歩き方で仲間について行った。

私は砂漠に、死にに行くのだ。逃げ帰ることも許されない立場、生け贄の印を自ら手首に巻いたのだから。


……………………………………
で、私とはどういう人物なのか。

これ、二枚目画像のキャラクターに凄く近くてですね。
このキャラは常に一人で踊ってるような、つかみどころの無いキャラだったんですけれども、夢の中の私のキャラは、常に一人でエアギターか、エアベースか、エアドラムで、チキチキ言ってるような変なやつでした。
変わり者ではあるけれど、仲間から嫌われるでもなく、うとまれるでもなく。
伝言があればちゃんと伝えてもらえるし、一人だけ忘れ去られると言うことも無かったし、仲間として大事にしてもらえていたと思う。
うっとうしいからちょっとだまってろと言われることはあっても、追い払われるようなこともなかった。その点、とても恵まれていたと思う。

反面、私は凄まじいまでの孤独感、寂しさ、空しさに身も心も憔悴しきっていたのである。

相手との距離の取り方がわからないが故に奇行に走り、仲間はそれを許容した。
何をしてもどこまでも許された。

逆に言えばそれは『人として完全に見放された状態』であるとも言えた。

『あいつはああいうやつだから。あれが通常運行だから、そっとしといてやれ』

そうして、そっとしとかれ続けた結果、ますます奇行にふけるように。

『あいつは変わったやつだから』 変わったやつで居続けなくてはならない。
『どうした?今日は静かだな』なんていわれたら、なんと返せばいいのかわからないから。

なにかが起きれば、真っ先に自分が矢面に立ち、仲間を守らねばならない。
なじめないヤツがドロップアウトしないでいるためには、『少なくとも役立たずではない』という評価が必要だからだ。
攻撃センスでもあれば、もっといいんだろうけれど……それがないのであれば、身を持って皆の盾になるしかない。

その究極の形が……自ら生け贄役を買って出ること。

最後の最後まで、変わり者を演じながら、鼻歌を歌い、不真面目そうに、チャラそうに、何も気にしてない風を装いながら、過ごさなくてはならない。

きっと誰とも本当に心を通わせることが無いまま、終わるんだろうな。
『変わったやつだったけど、悪いやつじゃなかったよ』と、言ってくれたら御の字で。

すっごく寂しくて、すっごく悲しくて、すっごく辛いんだけど、誰にも気づかれない、気づかせないまま終わるんだろうな。

鼻歌を歌いながら死んでいけたらいい。なんで?とか考えたらもっと辛くなるし、考えてもしょうがないから……歌おうか。
弾いた事も無いギターやベースを弾く仕草をしながら歌おうか。

そんな夢。




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