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2017年01月02日14:31

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2017年の国際政治

平成29年の新春をお慶び申し上げます。
 

昨年は、北朝鮮の核・ミサイル開発の進展、中国による南シナ海、東シナ海への強圧的な海洋進出、ヨーロッパでは英国のEU離脱、ポピュリズムの伸長、ISによるテロの激化、難民・移民の増加、ロシアのクリミア併合、シリアの内戦、そして米国ではトランプ氏の登場、韓国政治の混乱など、21世紀の世界は混沌の時代が到来したと言えます。


プロシアの宰相ビスマルクの「賢者は歴史に学び、愚者は体験に学ぶ」という至言がありますが、占領下日本の首相吉田茂の座右の銘は、「歴史を知らない民族は亡びる」であったと伝えられています。


世界が帝国主義の荒波に翻弄されていた幕末から明治時代、アジア諸国は欧米による植民地化の危機に直面していましたが、日本では幕府・倒幕側双方に傑出した人物が登場、決然として国家の理念を説き、身を挺して国難を切り抜けました。
 

戦後71年、国会ではようやく衆参両院とも与党勢力が3分の2を占め、憲法改正の気運が高まってきましたが、審議の内容については立憲主義の擁護など、建前論が多く違和感があります。


大体、占領軍が日本に課した報復的な平和・民主主義に名を借りた、日本国弱体化理念の廃除を優先すべきで、個別条項の検討はその後でもよいでしょう。
 

現在に生きる日本国民は、明治開国を成し遂げた、私達の先人たちの苦難の歴史を学ぶと共に、昨年末ハワイでの日米首脳会談の趣旨を踏まえ、国家危機の現状を深慮し、決断すべき時機に来ています。
 


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