…正月である。
午前中、ビデオで懐かしの海外テレビドラマ「ミステリー・ゾーン」の選りすぐり6本を観て、昼からぶらぶら自由が丘TSUTAYAへ。
午後、借りてきたDVDでステイーヴン・クェイル監督の「イントゥ・ザ・ストーム」を観ました。
☆「ミステリー・ゾーン1」
*「遠来の客」(1961)監督 ダグラス・ヘイズ 出演 アグネス・ムーアヘッド
『人里離れた農家で、ひとり暮らしの老婦人が夕食の支度をしている。と、突然頭上より高い金属音と振動が彼女を襲った。屋根に何かいる!そう直感して屋根に登ると、そこには怪光を発する円盤があり、中から宇宙服の小人が2人現れた。果たしてその小人の正体は?たったひとりで彼らと戦うハメになった老婦人の運命は?
「激突」「ヘルハウス」の脚本を手掛けたSF作家リチャード・マシスンの会心の一作』
*「死神の訪れ」(1962)監督 ラモント・ジョンソン 出演 グラディス・クーパー、ロバート・レッドフォード
『下町の安アパートに住む老婦人ワンダは、身寄りもなく、死を恐れるあまりドアに鍵をかけ、閉じこもりの生活をしていた。ある雪の降る日、そんな彼女の家の前に、ひとりの青年警官が倒れていた。彼女は、彼を家の中に入れ介抱するが、不思議なことに彼の姿は鏡には映らない。
若き日のロバート・レッドフォードの好男子然としたマスクと、爽やかな笑顔は彼のファンならずとも必見である』
☆「ミステリー・ゾーン2」
*「廃墟」(1959)監督 ジョン・ブラム 出演 バージェス・メレディス、ボークン・テイナー
『銀行出納係のヘンリーは大の本好き。近眼で仕事中も本を離さない。彼が地下の大金庫室で本を読んでいた時、世界戦争が勃発、街は廃墟と化してしまう。ヘンリーは人を捜しまわるが、どこにも姿がなかった。
ヘンリーを演じるのは「ロッキー」のトレーナー役が印象的だったバージェス・メレディス。リン・ヘナフのセリフのない原作をサーリングが見事に脚本化。彼のドラマティストとしての力量が発揮された作品である』
*「疑惑」(1960)監督 ロン・ウィンストン 出演 クラウド・エイキンズ、ジャック・ウェストン
『田舎町のメープル・ストリートで、空を走る怪光が目撃された後、奇妙な停電が町を包んだ。町の人間の中に宇宙人がいるらしいという噂が広まり、互いに疑惑の目を向ける住民。恐るべき宇宙人の侵略が始まったのだろうか?
サーリング得意の極限状況の群衆心理の恐怖を扱った作品。当時、政治的な圧力の対象になった社会問題的テーマを、サーリングは、ファンタジーという素材を通して訴えたのである』
☆「ミステリー・ゾーン3」
*「2万フィートの戦慄」(1963)監督 リチャード・ドナー 出演 ウィリアム・シャトナー、クリスティーン・ホワイト
『精神病院を退院し、遠く離れた自宅に飛行機で向かうウィルソンは、窓から翼の上に奇怪な生物を目撃する。ところが彼以外の人間には、その怪物を見ることが出来ない。やがて怪物はエンジンや翼を壊し始めた。
このエピソードはシリーズ中でも大傑作の呼び声が高い。監督は「スーパーマン」のリチャード・ドナー。この後、映画版「トワイライト・ゾーン」で、「マッドマックス」の監督ジョージ・ミラーがリメイクしている』
*「33号機の漂流」(1961)監督 ジャスタス・アティス 出演 ジョン・アンダーソン、ポール・コミ
『旅客機第33便は、ニューヨークに向けて飛行を続けていた。ところが妙な気流に巻き込まれ、はるか昔にタイムスリップ。そこは恐竜が動きまわる太古の世界であった。再び気流の中へ入った33便の前にニューヨークの摩天楼が現れる。だが、喜んだのも束の間、その街は彼らが知っているものとは、別のものだった』
“ これは別世界への旅です。
目や 耳や 心だけの世界ではなく、
想像を絶した 素晴らしい世界への旅。
あなたは今、
ミステリー・ゾーンへ入ろうとしているのです ”
…いやぁ、どの作品をとっても素晴らしいですな!
どれも良すぎて、これがってのは決められない。「2万フィートの戦慄」、幼い頃に観て、泣いた記憶があります。
☆「イントゥ・ザ・ストーム」(2014)監督 ステイーヴン・クェイル 出演 リチャード・アーミティッジ、サラ・ウェイン・キャリーズ、マット・ウォルシュ、アリシア・デプナム=ケアリー、アーレン・エスカーペタ、マックス・ディーコン、ジェレミー・サンプター、ネイサン・クレス
直径3200メートル、秒速135メートルというこれまでにない規模の巨大竜巻がシルバータウンの街に襲来する。
炎に包まれた巨大竜巻が猛威を振るい、ジャンボジェット機すら飲み込む威力を前に、住民たちはシェルターに避難。
一方で、竜巻を追跡する観測者ストームチェイサーや、最愛の人を守り生き残るため危機的状況を打破しようと模索する人々もいて……。
…なにしろ派手めな映画を観たくなって、この映画を選びました。
まったく予備知識ナシで観たのが、かえって良かったのかも知れません。…わりと楽しく観られました♪
いまのCGって、やっぱり凄いね〜〜〜。とにかく、リアル。
俳優さんはそれほど有名どころは出ていないのですが、ギャラ代をCGに費やしたのか知らん。(笑)
…あ、一人だけ知ってた!炎の竜巻に持ってかれちゃうカメラマンのお兄ちゃん、実写版「ピーターパン」のジェレミー・サンプターだった。
ディザスター・パニック・ムービー、たまにはいいよね。…B級臭かったけど、おもしろかった!!!
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