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2017年01月01日18:36

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羊ではなく一曲をめぐる冒険2

https://www.youtube.com/watch?v=r1JkULEqV2o





それは、帰宅途中の車の中で聴こえた車のレデオから2〜3秒流れたのである車に同乗していたのはそれほど親しくしていたメンバーでなかったので「今の曲なんだっけ?」と問うことはせず、忘れないように頭の中でザビのメロディを反芻していた。車から降り家に戻ると直ぐにPCを点けた、YouTubeで何時ものように検索し始める30分ぐらい検索して発見できなかった、妻が「夕食たべますよ」と言いに来る私は空返事をしてPCをOFFにした。
それから、私はこの曲を気にしていたが分からないまま3日がが過ぎたTVをなげになく観ているとこの曲が数秒流れたそれは映画『ブリジット・ジョーンズの日記』の新作スポットだった気にしていた私の頭は数秒曲が流れただけで敏感に反応した、そうかこれで調べると分かるかもしてないと思い映画『ブリジット・ジョーンズの日記』に使われた曲で検索したそれがこれhttps://www.youtube.com/watch?v=kzBY8pSxS-8








そうか私が車の中で聴いた曲は映画の宣伝スポットだったのだ・・・

要約分かったエリック・カルメンの『オールバイマイセルフ』なのだこのような切っ掛けで分かるとは想像していなかった
この『オールバイマイセルフ』の間奏にエリック・カルメンはラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番」を使っている
英国を代表する巨匠映画監督デヴィッド・リーン
『アラビアのロレンス』(Lawrence of Arabia)
『ドクトル・ジバゴ』(Doctor Zhivago)
ライアンの娘』(Ryan's Daughter)などを撮った
このデヴィッド・リーン監督が初期に時に恋愛映画の佳作を撮っている
『逢びき』( Brief Encounter)である1945年に製作された作品
ロンドン郊外の田舎駅で当時は戦後まもなくだったので蒸気機関車が走っていた
駅のホームで汽車を待っていると汽車が通り過ぎる、汽車が吐き出す黒煙のすすが眼に入り
駅のホームにあるカフェに入りカフェに居た男が彼女の眼からすすを取り出すことが縁で親しくなる
中年の男女、通勤途中この駅のカフェでよく見かける二人だったので、彼女は結婚していて夫と子供が居る
彼女は男と会った日々を家でラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番」のレコードを聴きながら、数週間の出来事を振り返っていた。「数週間前まで私は家庭がいきがいの普通の主婦だった。あの日から、私の世界が変わった」と回顧し始める。
https://www.youtube.com/watch?v=xczQGfCTPeA











音楽が終わる時、彼女は現実に戻り目の前には夫がいる夫は「お帰り」と一言いう妻が音楽を聴きながら遠くに旅していたことを知っていたのだ、親しくなり愛し始めてしまった妻は男と悲恋に終わるのだ、その妻の思いをラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番」を使い匠に表現した恋愛映画の古典『逢びき』それからデヴィッド・リーンは10年後『旅情』( Summertime)という恋愛映画を撮っている米国で最も尊敬されている女優キャサリン・ヘップバーン主演のオールド・ミス(この表現はアベックと同じく死語、昭和の名残である)アメリカの地方都市で秘書をしている独身の38歳のジェーン・ハドソン(キャサリン・ヘプバーン)は長期休暇を取り、念願であったヨーロッパ旅行の夢を実現させる
、オリエント急行に乗って、この旅行の最終目的地である水の都・ヴェネツィアを訪れヴェネツィアのサン・マルコ広場

で一人のイタリア人男性レナード(ロッサノ・ブラッツィ)と出会う一夏の恋ジェーンにとっては最初で最後の恋だった
ここでもデヴィッド・リーンは中年女性の悲恋を描いている
https://www.youtube.com/watch?v=tvnxNvm_GaQ








ラスト駅のホームでの別れのシーン
https://www.youtube.com/watch?v=RxCgIddrKBU









一曲から様々ことを思い出す脳内冒険である。


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