2016/12/21水 18:30- 文京シビックホール
だいぶ前(それこそ10年越し以上)から気になっていた鼓童の公演を、初めて観てきました。
いやー和太鼓、かっこいい!実は1回だけ和太鼓の体験レッスンを受けたことがあるのですが、思った以上に全身運動で次の日は全身筋肉痛。鼓童のパフォーマンスの中でも一番印象に残ったのは全身を使って打つ大太鼓でした。その動きは本当に芸術的で、まるでダンスを観ているよう。観衆(聴衆)に男性の姿も意外に多かったのは、何だか納得です。
鼓童は海外ツアーも数多く行っているということで、伝統的な和太鼓というよりはかなりモダンな演出が入った作品も多かったです。あるものは歌が入り、あるものは笛など他の楽器との共演も入り、そしてあるものは踊りも入り。ラストの玉三郎作の作品では、和太鼓だけでなく西洋のオーケストラの大太鼓やティンパになども入っていて、打楽器というのは原始的な楽器なだけに、どこの国の音楽とでも容易に融合するのだなぁと感慨深い思いでした。
そういう「お洒落」な面を素晴らしいと思う反面、いわゆる祭囃子みたいな伝統的な音に対する憧憬も同時に湧いてきた公演。他の和太鼓公演も観に行ってみたいな。
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