男の必修映画…それは、眉をひそめる婦女子にも、人生経験の乏しいガキどもにも受け入れられないエロ・グロ・バイオレンス・アクションに彩られた作品たち。あるいは男たちの友情と仁義など、野郎にしか理解出来ないリリシズムとハードボイルドイズムが横溢する作品たちのことである。そんな映画に酔いしれながら、今宵もオールドクロウのグラスを傾けようではないか。作品は毎回シリトリで、俺mackが厳選チョイス。シリトリ継続が困難な場合は、懺悔としてクズな映画を飲み込んでやろーじゃないの!
というわけで、第1回目は「あ」から開始でこちら↓
「熱い賭け ザ・ギャンブラー」!
どんな映画かといいますと
(mack的キャッチコピー)
…親にたかって女に甘え、借りたおゼゼは博打に消える。気がつきゃ借金雪だるま、人生破滅にまっしぐら!
てな作品。
過去日記はこちら↓
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1943400570&owner_id=2940502
主人公アクセルの借金は冒頭から44000ドル。1976年当時の1ドルは300円くらいだから…1320万円!俺なら気が狂うね。しかも返済が遅れたら、バート・ヤングみたいな下品な取り立て屋が来て腕折られるんだよ。IR法だかなんだか知らねーが、カジノ作る前に、この作品の鑑賞を義務化するのが先なんじゃなかろーか。しかし男って、本質的にギャンブル好きなんだよね。というわけで、教訓的必修映画でございました。
アクセル役は、とても大学の文学部教授に見えないジェームズ・カーン↓
講義でドストエフスキーを教えていても、ギャンブルを示唆する内容に(笑)
ママに頼んでカネを引き出しに銀行に来たアクセル↓
対応する行員は、無名時代のジェームズ・ウッズだったりする(笑)
さて次回は、ギャンブラーの「ラ」。果たして「ライトスタッフ」か?それとも「ラスト・ラン/殺しの一匹狼」か? 乞うご期待!
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