さて、今年の競馬も終わった事だし、総評と行きましょうか。
まず、馬券収支の方は、春競馬が芳しくなかったものの、
秋競馬の、特に海外競馬で巻き返し、最終的に回収率185％でフィニッシュ。
師匠とは違い、元金が少ないので大金せしめたわけじゃないですが、余裕ができた事は確か。
なお、PATを始めてからの記録では回収率73.4％なので、まだまだ借金清算には遠い。
でも、少し見えてきたモノもあるし、来年は回収率に拘りたいですね。
で、今年も様々な事がありましたが、やっぱりコレだけは言いたい。
リーディング戸崎は評価しちゃイカン！
ってかエージェントも含めてJRAは改革に動け！
今年のリーディングは、接戦の末、戸崎に決まりましたが、ルメールとの差は1勝で、3位の川田と52勝。戸崎良くやったと言いたい所ですが、下記の成績の内訳を見てみると、
戸崎………187勝、勝率19.3％、連対率33.1％、3着内率43.7％、総賞金33.8億円、重賞13勝(Ｇ��1勝、Ｇ��2勝、Ｇ��10勝)
ルメール…186勝、勝率23.7％、連対率37.5％、3着内率50.3％、総賞金40.4億円、重賞13勝(Ｇ��4勝、Ｇ��6勝、Ｇ�径�3勝)
川田………135勝、勝率18.9％、連対率31.5％、3着内率43.2％、総賞金29.3億円、重賞12勝(Ｇ��1勝、Ｇ��5勝、Ｇ��6勝)
デムーロ…132勝、勝率17.8％、連対率30.5％、3着内率43.0％、総賞金31.6億円、重賞13勝(Ｇ��4勝、Ｇ��4勝、Ｇ��5勝)
福永………106勝、勝率15.1％、連対率29.4％、3着内率39.4％、総賞金25.7億円、重賞11勝(Ｇ��2勝、Ｇ��5勝、Ｇ��4勝)
内田……… 89勝、勝率 9.7％、連対率18.0％、3着内率24.8％、総賞金15.5億円、重賞 2勝(Ｇ��0勝、Ｇ��1勝、Ｇ��1勝)
田辺……… 86勝、勝率11.1％、連対率21.7％、3着内率31.5％、総賞金16.9億円、重賞 4勝(Ｇ��1勝、Ｇ��0勝、Ｇ��3勝)
武豊……… 74勝、勝率11.1％、連対率24.4％、3着内率36.0％、総賞金23.3億円、重賞 6勝(Ｇ��2勝、Ｇ��2勝、Ｇ��2勝)
和田……… 69勝、勝率 7.1％、連対率16.4％、3着内率25.0％、総賞金14.4億円、重賞 1勝(Ｇ��0勝、Ｇ��0勝、Ｇ��1勝)
岩田……… 68勝、勝率 8.1％、連対率18.3％、3着内率28.7％、総賞金14.2億円、重賞 0勝(Ｇ��0勝、Ｇ��0勝、Ｇ��0勝)
戸崎、コレはダメだろう。上回ってる点は勝利数のみで、重賞勝ち鞍は同じだけど、中身が違いすぎる。
ルメールは、バケーションや海外遠征して、川田、ミルコ、福永と100勝越えに、短期免許のムーア、シュタルケ、アッゼニ、バルザローナがいる関西での話だからな？
ちょっと情けないね。Ｇ�気發△泙蠑茲辰討覆い掘�空き巣って言われるのが良く分かるわ。
でね、これをパッと見て感じたのは、1位と10位がトリプルスコアって何？って事なんですよ。
社台王朝のように、一極集中に近い独占感があって、つまらん事、つまらん事。
去年のリーディング1位〜10位までの総勝利数1054勝に対し、今年は1132勝と78勝も増加。
20位までは1712勝と1700勝で変わらないから、より上位に勝利数を奪われた事になる。
ちなみに、過去8年間は以下の通り。
2016年 1〜5位746勝、1〜10位1132勝、1〜20位1700勝
2015年 1〜5位587勝、1〜10位1054勝、1〜20位1712勝
2014年 1〜5位642勝、1〜10位1081勝、1〜20位1686勝
2013年 1〜5位597勝、1〜10位1080勝、1〜20位1669勝
2012年 1〜5位604勝、1〜10位1052勝、1〜20位1690勝
2011年 1〜5位563勝、1〜10位 989勝、1〜20位1647勝
2010年 1〜5位572勝、1〜10位1017勝、1〜20位1704勝
2009年 1〜5位609勝、1〜10位1092勝、1〜20位1779勝
2009年は武豊と中舘御大の全盛期最後の年でした。
ローカル周りで年間100勝とか今じゃ考えられない御大の成績が引き上げてます。
しかし、それ以降はガクッと落ちるのと同時に福永王国が勢いを増し、戸崎、ミルコ、ルメールと、ますますエージェントの力が強くなった印象を受けるほど差が広がっています。
つまり、武豊没落後、平準化されてきた勝星（馬質）が、再び一極集中しているわけです。
武豊⇒ルメール、中舘御大⇒戸崎って感じで入れ替わり、かつ、戸崎は露骨に騎乗馬と勝利数を優先させる。
これじゃあ、若手騎手も育たないわけです。乗り代わりが激しいわけです。騎手の代表馬を挙げられないわけです。騎手や調教師が技術を見せて勝利を目指すのではなく、馬主とエージェントが勝つ騎手を決めているんですから。
競馬は、元々、誰が速い馬を所有しているかという貴族の意地の張り合いから始まったもの。
そんな道楽に金を出し合って、勝者の総取りのレースがステークスでしょ？
賞金はもちろん、もっと速い馬を！他より強い馬を！名誉を！って繋がった競馬の根底にはロマンが無きゃイカンのでは？
昔が良かったと言うわけでは決してないけど、今の方が良いと言うつもりも全くない。
どちらの世代においても良い点を集めた中央競馬を見たいだけです。
現状では、若手騎手戦だけでなく、通算勝利○○勝以下、前年○勝以下の限定戦を用意しなきゃ若手も育たないし、騎手も辞める一方ですよ。
短期免許だって制限つけるって言うけど、それなら2週間単位で3ヶ月取得できるけど、1シーズン1ヶ月までとか、春や秋のＧ�汽掘璽坤鵑任困辰半茲觧�が難しい形にしないと。今秋の短期免許者の総勝利数は49勝だよ？秋だけでそれだけ持ってかれるって事は、騎乗馬も持ってかれるわけなんだからさ。
エージェントも、馬券買えないような法改正が無理なら、通達出して制限しなきゃ。
誰かさんを見せしめで停止にしてたでしょ？
あと、去年末に今年頑張ってほしい騎手として田辺と池添を挙げたけど、田辺は頑張ったね。
キャリアハイには届かなかったけど、フリーが板に付いてきたし、芝Ｇ�祇�覇して武越えなら良い。来年も頑張ってほしい。
池添はパンドラやシンハライトが痛かったけど、ヤマカツエースをコツコツ育てて有馬でこの結果。何だかんだで重賞6勝でクラシックも勝ってるし、大きい所で期待できる騎乗馬確保してほしい。
それからキャリアハイだった柴田大知も、そろそろ蛯名に引導を渡すのに一役ほしいかな。
戸崎、内田、田辺、大知で、蛯名と横山典を何とかしてくれ。岩田の関東移籍でも良い。
ただ、なんだかんだ言っても、今年も楽しく競馬ができました。
納得いかない点もありますが、一ファンとしての希望と主観をダラダラ書いて収めます。
それでは今年もありがとうございました。
来年もよろしくお願いします。
来年は、1月7日の京都2日目を制覇する事が最初の目標です！
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