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2016年12月25日23:02

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小説「笑って。僕の大好きなひと。」十和

あらすじ
冬休み、幼馴染に失恋し居場所を失った環は、親に嘘をつき、ある田舎町へ逃避行する。雪深い森の中で道に迷ったところを不思議な少年・ノアに助けられる。何故か彼と昔会ったことがあるような懐かしい感覚に襲われる環。一緒に過ごす時間の中で、ノアの優しさに触れて笑顔を取り戻してゆく。しかし、彼にはある重大な秘密があった・・・・。それは彼との永遠の別れを意味していた――。

またもスターツ文庫は名著を世に送り出した――。
今作も誠に良作であった。
変化球が用意され、その変化球に感心したほどだ。
矢張り、物語には捻りが必要ですよね。
作者はそのことをよく分かっていらっしゃる。
変化球が意外な物ほど、読者としてはこれほど読み応えがあると言えようか。

中々素敵な優しい物語でした。







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コメント

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