ジーコの弟子たちが奇跡を起こした！

ジーコ氏が古巣・鹿島の健闘を称える「鹿島のことを誇りに思う」
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さやか：いやー、こないだのクラブW杯は楽しませてくれたねー。あのレアルから一時はリードを奪ったんだからさ。結局は延長で力尽きたけど。
杏子：そーだね。柴崎の２ゴールはハンパなかったよな。ハンパないプレーヤーつったら今はドイツでプレーしてる大迫が思いつくんだけど、柴崎も負けず劣らずな働きぶりだね。とはいえレアルはクリロナのハットトリックもハンパねーけどナバスの好セーブも魅せてくれたよな。

マミ：そんなことよりも、ようやく日本もクラブサッカーの価値を認めてくれたわね。
さやか：あれ、マミさんも見てたんですか？
マミ：そうよ。プレーオフ、準々決勝はまー順当なところ、と流し見程度だったけど、準決勝のナシオナルメデリン戦はまさかあれだけやれるとは思わなかったわね。元々鹿島はジーコがチーム作りを固めたわけだし、スタイル的に南米とは似通った感じかもしれないけど。

杏子：そーゆーわけ。準決勝だと土居、鈴木優磨といったクラブ生え抜きの選手が南米王者を黙らせたわけだし、ジーコが植えつけた勝者のメンタリティが大舞台で発揮されたのは何よりだね。
このまま鹿島のメンバーをそっくりA代表にすりかえたらおもしろいんじゃねーの？曽ヶ端もまだ老け込むにははえーし。西川よりはやれるかもよ。
さやか：いやそりゃねーだろ。しかしだねー、今回の活躍でますます鹿島のクラブとしてのネームバリウム、じゃねーかネームバリューは上がったと思うね。
マミ：言えてるわね。元々住友時代は陸の孤島、とか呼ばれて都落ちの象徴だったんだけど、そこにジーコが現れてアマチュアに毛の生えた存在でしかない住友鹿島を常勝チームにして、そればかりか町の知名度を上げるのに一役買ったわけだからね。
さやか：でもって今回の鹿島は他のJリーグクラブにもいい刺激になったよね。日本のクラブサッカーも世界と戦える、なんてのを証明できたし。これでもっとJリーグにも注目してくれたらいいんだけどな。
杏子：そーだねー。せっかく世界的な動画サイトをスポンサーにして資金源に目処もついたし、なんせ日本の到る所にJリーグクラブはあるんだからもっと興味持ってほしいよ。特に広島、札幌はね。