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2016年12月14日17:15

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子は親の鏡

■「福島県民は奴隷だ」いじめ、川崎でも 市教委が確認中
(朝日新聞デジタル - 12月14日 12:37)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4341109

最近はそれほど騒ぎになることはなくなったが、東日本大震災直後の一時期、東北地方からの瓦礫には放射性物質が付着しているからと毛嫌いしたり、沖縄の子供たちの為に、東北から運んできた雪を放射性物質が心配だからと拒否したり、何だったら福島ナンバーの車を見ただけで、放射性物質を持ってくるな、と騒いでいた人が、ニュースになったり、ここmixiにも沢山いた。

それも今回のような小・中学生の子供たちではない。

いい歳した大人が、そんな風にして、福島の方の気持ちを害するような言葉を平気で吐いていた時期が確かにあったのだ。

いっておくが、小学生の子供たちだ。
時事問題にしても、子供たちは家庭環境やテレビに簡単に影響を受ける。

多くは、それぞれの家庭で親同士が何気ない会話の中で、福島の方を馬鹿にするような、毛嫌いするような会話を子供の前でしていたのでは。
そうした親同士の会話の中で、子供たちがそうした知識を身に着けて、福島県民を差別するような虐めの材料にしている可能性が高いと思う。

イジメをするのは子供たちだ。
でも、その子供たちに恰好のイジメの材料や偏見を植え付けたのは、その子供たちの親であったり、大人たちだ。

一度でも、福島の方に対して、冒頭にあったような失礼な言葉を吐いたことある人は、この小学生たちと同じだと思う。
そうした心無い言葉の一つ、一つを子供たちは聞いている。
そして偏見として子供たちの価値観の中に植え付けられ、一つの揶揄いの材料として、面白がって使うのだ。
イジメの元になる根は、こうした親たち、大人たちが持っている。

そして、対象がハッキリしていないだけで、福島県の方の気分を害する言葉を吐いた時点で、誰かの気持ちを傷つけているのだ。

子は親の鏡。
きっと、こうした子供たちの親は、同じような目で福島の方を見ているのだろう。

恥ずべきは子供たちだけでない。
こうした偏見を植え付けた子供の親たちも一緒だ。

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