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2016年12月12日00:39

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12月12日の誕生花・松(マツ)

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12月12日の誕生花と花言葉は接骨木[ニワトコ](哀れみ)、ホウレンソウ(活力) 、ムラサキハナナ(熱狂・優秀)ワタ(偉大・崇高 繊細・優秀)、デンファレ(お似合いの二人)等々があります。今回は、松を取り上げます。花言葉は、「情・かわいそう・永遠の若さ・勇敢」です。

松竹梅とは、寒さに強い順番で松が一番強いとゆうことから縁起物では一番活用されています。寒さに強いことで海岸部の風除けや砂よけ等のため利用されています。
日本語で松といえば、クロマツ、アカマツを指すことが多く、また日本語でマツを名前に含む樹種にはカラマツ等マツ属でないものもあるそうです。マツ属には約115種の種があり、庭木や盆栽によく用いられます。松脂(まつやに)は様々な分野に利用される。葉は針状であり、幹には堅い殻が形成されます。また、松ぼっくりもしくは松笠(まつかさ)という球状の球果ができ、この中には種子が作られ、マツは繁殖することができます。また、神がその木に降りてくるのを「待つ」ことから「マツ」になったとか、葉が2つに分かれていることから「股(また)」が次第に「マツ」になったとか諸説あります。1本の小さな枝から普通は、2本の細い葉が伸び(二葉松(にようしょう))と呼び、赤松や黒松は、この「二葉松」になります。また、5本の葉が伸びるのは、「五葉松(ごようまつ)」と呼ばれています。
日本では長寿を表す縁起のよい木とされ、松、竹、梅の3つを松竹梅(しょうちくばい)と呼んでお祝い事に使います。
能、狂言の舞台には背景として必ず描かれており(松羽目)ます。演目によって山の松や浜の松、庭の松などに見立てられます。
歌舞伎でも能、狂言から取材した演目の多くでこれを使い、それらを「松羽目物」といい、日本の文化を象徴する樹木ともなっています。松に係わる伝説も多く、羽衣伝説など様々。また常緑樹として冬も緑の葉を茂らせることから、若さ・不老長寿の象徴とされ、竹、梅と合わせて「松竹梅」としておめでたい樹とされる。日本
の城にも植えられていて、非常時に実や皮が食料になるため重宝されてきた。「白砂青松」は日本の美しい海辺の風景を表す言葉だが、近年松くい虫により松枯れの被害が相次いでいる。 害虫対策として幹に藁を巻く「こも巻き」は冬の風物詩です。

また、「松」詠った歌は、

茂岡に 神さび立ちて 栄えたる
千代松の木の 年の知らなく」
万葉集 紀鹿人(きのかひと)

「立ち別れ いなばの山の 峰に生ふる
まつとし聞かば 今帰り来む」
中納言行平
(ちゅうなごんゆきひら)
古今集 百人一首(16)

「誰をかも 知る人にせむ 高砂の
松も昔の 友ならなくに」
藤原興風
(ふじわらのおきかぜ)
古今集 百人一首(34)

「鶴の岡 あふぎて見れば 峰の松
梢(こずえ)はるかに
雪ぞつもれる」
金槐和歌集 源実朝

「名月や 畳の上に 松の影」
宝井其角

等々があります。
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