渡りに船

■小池知事、都議選に候補者擁立へ　新党設立に含み
(朝日新聞デジタル - 12月10日 16:24)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4335528

　この小池塾に不満が多くお金を返せという声が高まっているという記事を最近見ました。

　確かにそういう人もいるかもしれませんが、今回は900人も参加者が増えています。

　五輪の見直しを大山鳴動と言ったり、豊洲もいまだに解決できないと言ったり、問題を起こした人間を利して、都知事を貶めるような論調が少しずつ増えてきました。

　昨日の自民党の区議に対する除名処分もこの流れを受けて小池人気に陰りと考えてのものだと思います。

　これはある意味小池さんにとっては想定内というか、渡りに船ともいうものです。

　自民党との協調路線で行くとすれば都議会選挙には候補は出しずらかったはずです。

　しかしこれで除名された区議を含めて、都議会における小池シンパを増やす行動がとれることとなり、政治塾の活動にも一つの目的が生まれます。

　大義は頭の黒いネズミ退治でいいわけです。

　国政と違い、公明も共産も知事側につく可能性は大きく、利権まみれの都議会への大きな改革の第一歩となりそうです。