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2016年12月07日20:08

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子育ては幸運の連続

■落ち葉が救ってくれた? 大分の女児保護「幸運重なる」
(朝日新聞デジタル - 12月07日 13:50)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4330054

今朝、テレビのワイドショウで、この女の子が無事発見されたされたというニュースをやっていたが、ただただ無事で良かったという事に尽きる。

女の子の顔が泥とも擦り傷ともつかないもので汚れていたが、それが痛々しくって、同じ子供を持つ父親としては、良かったと喜ぶ半面、胸が痛くなった。

真っ暗な山の斜面を一人で過ごしたわけだ。
さぞ怖かったろうと思う。

僕には8歳と5歳になる息子がいるが、今だ長男も次男も夜になると、怖い怖いと言って、一人でトイレに行けない。
子供ってのはそんなもの。
子供たちにとっての夜は、魑魅魍魎が蠢く、恐ろしい時間帯だ。
いや、大人でも、一人で山の中で、一晩過ごせと言われたら、怖くて怖くて堪らないだろう。

それをこの女の子は、一人耐えていたのだ。
幸運が重なったといえども、今は12月。
怖さばかりでない。
きっと寒さにも耐えていたろう。
パパやママに会えないことの不安や寂しさ、絶望感もあったろう。

そんなすべてをあの痛々しい顔の汚れが物語っているような気がして。
僕は胸が痛くなった。

こういう事例があると。
何故、親は目を離したのか、と責める声もある。

でも、幼い子供を育てた経験のある人はわかると思う。
こんな事は、子育てをしていると、よくある事なのだ。

それが今回のような大事にならなかったのは、単に運が良かっただけ。
今回幸運が重なって助かったということと同じ。

それでも親は、こういう不測の事態が起こった時。
周りの人が親を責めるまでもなく、きっと親自身が自分で自分を責めているだろうと思う。

その気持ちだけで充分じゃないか。
別に周りの人間がそれ以上に、親を責め、追い込む必要が何処にあるのか。

だから、子供が無事見つかった時。
親は、良かったという言葉より先に、怖い思いをさせてゴメンねと我が子に謝る言葉が先に出る。

僕らはただただ無事で良かっただけで良いと思う。
そして、女の子に対してよく頑張ったね、と。

それだけでいい。
きっと、何年か先、昔、こんな事もあったなって笑い話や思い出話になるように。

そんな風にすくすくと育ってくれることを心から願う。



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