2016/12/3土 10:30- 国立劇場 小劇場
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<第一部>
通し狂言 仮名手本忠臣蔵(かなでほんちゅうしんぐら)
大 序 鶴が岡兜改めの段・恋歌の段
二段目 桃井館本蔵松切の段
三段目 下馬先進物の段・腰元おかる文使いの段・
殿中刃傷の段・裏門の段
四段目 花籠の段・塩谷判官切腹の段・城明渡しの段
五段目 山崎街道出合いの段・二つ玉の段
六段目 身売りの段・早野勘平腹切の段
<第二部>
通し狂言 仮名手本忠臣蔵(かなでほんちゅうしんぐら)
七段目 祇園一力茶屋の段
八段目 道行旅路の嫁入
九段目 雪転しの段・山科閑居の段
十段目 天河屋の段
十一段目 花水橋引揚の段
仮名手本忠臣蔵、歌舞伎だけでなく文楽の方も観てまいりました。第一部開演が10:30、第二部終演が21:40と休憩も含めて11時間の耐久レース。文楽を観るのはこれが三度目です。最初の2回は今一つ楽しめず、守備範囲の広さを自負する私も文楽はダメなのかも・・・と諦めかけていたのです。が、三度目の正直の今回、とても面白くて、時間の長さを感じませんでした!
根がダンス好きなもので、太夫の声よりも人形の動きの方に興味が湧きがちなのはご容赦を。特に勘十郎さんの、ご本人にも人形にも全く無駄のないなめらかで美しい動きが素敵すぎる。七段目(一力茶屋)の平右衛門は超いなせだったし、山科閑居の段の本蔵には思わず感情移入をして涙。さらに、簑助さんの一力茶屋の段のおかる、あまりの色っぽさに驚愕。
人形なのに、普通に人間の役者が演じていると同じように感情が動かされるのはなんでなんだろう。凄いなあ文楽って。
太夫さんは、みんないい声だなぁと思ってしまいましたが、床本なしで平右衛門を演じた咲甫太夫さん、見た目も声も若々しくて印象が強かったです。
感動の割には簡単なメモになってしまった・・・。知識がないカテゴリーは感情を文章にするのが難しいな。
文楽、せっかく面白さが分かってきたので2月に曾根崎心中を観に行く予定です!
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