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2016年12月06日18:33

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☆☆☆女子高生の冗談で、信用金庫で取り付け騒ぎ

女子高生の






冗談で、






信用金庫で






取り付け騒ぎ







豊川信用金庫事件






皆さん、こんにちは!



マリータです。



訪問ありがとうございます。



今回は今から41年前の今日、
起きた伝言ゲーム式の
噂で信用金庫に
取りつけ騒ぎが
発生した日で、
デマがパニックを
引き起こすまでの
過程が判明した
めずらしい事例のため、
心理学などでも使われるようだ。



以下はwiki様を参考にしますね。



豊川信用金庫事件
(とよかわしんよう
きんこじけん)は、
1973年12月、
愛知県宝飯郡小坂井町
(現・豊川市)を中心に
「豊川信用金庫が倒産する」
という噂(デマ)から
取り付け騒ぎが発生し、
短期間に約26億円もの
預貯金が引き出された事件。



概要



警察が信用毀損業務妨害
として捜査を行った結果、
女子高生の雑談を
きっかけとした
自然発生的な流言が
原因であることが判明。
デマがパニックを
引き起こすまでの
詳細な過程が解明された
珍しい事例であるため、
心理学や社会学の
教材になることも多い。



1973年12月8日(土)、
下校中の飯田線車内で、
豊川信用金庫に就職が
決まった女子高校生Aを、
友人B・Cが「信用金庫は
危ないよ」とからかう。
この発言は同信金の
経営状態を指したものではなく、
「信用金庫は強盗が
入ることがあるので危険」
の意味で、それすら
冗談であったが
Aは真に受けた。
その夜、Aから
「信用金庫は危ないのか?」
と尋ねられた親戚Dは、
信用金庫を豊川信金だと
判断して同信金本店の
近くに住む親戚Eに
「豊川信金は危ないのか?」
と電話で問い合わせた。



9日(日)、Eは美容院のFに、
「豊川信金は
危ないらしい」と話した。



10日(月)、Fが親戚Gに
この話をした際、
居合わせたクリーニング業
Hの耳に入り、
彼の妻Iに伝わる。



11日(火)、小坂井町の
主婦らの間で豊川信金の
噂が話題となり、
通りがかりの住民の耳
にも入る。この頃、
噂は「豊川信金は
危ない」と断定調になる。



12日(水)、街の至るところで、
豊川信金の噂の
話題が持ちきりとなる。



13日(木)、Hの店で
電話を借りたJが
「豊川信金から120万円おろせ」と
電話の相手に指示した。
Jは噂を全く知らず、
ただ仕事の支払いで
金を下ろす指示を
しただけだったが、
これを聞いたIは同信金が
倒産するので預金を
おろそうとしていると
勘違いし、慌てて
同信金から180万円をおろした。
その後、H・Iは知人に
この話を喧伝、これを聞いた
アマチュア無線愛好家が、
無線を用いて噂を
広範囲に広める。
この後、同信金窓口に
殺到した預金者59人により
約5000万円が引き出される。
同信金小坂井支店に
客を運んだタクシー運転手の
証言によると、昼頃に
乗せた客は「同信金が
危ないらしい」、
14:30の客は「危ない」、
16:30頃の客は「潰れる」、
夜の客は「明日はもう
あそこのシャッターは
上がるまい」と時間が
経つにつれて噂は誇張されていく。



14日(金)、事態の収拾のため、
同信金が出した声明が
曲解され、パニックに
拍車が掛かる。その後、
「職員の使い込みが原因」、
「理事長が自殺」という
二次デマが発生し、
事態は深刻化する。



信金側の依頼を受け、
マスコミ各社は14日の
夕方から15日朝にかけて、
デマであることを報道し
騒動の沈静化を図る
(新聞の見出し:
「デマ、5000人を走らせる」・
「デマで取り付け騒ぎ」)。



15日(土)、大蔵省
東海財務局長と
日本銀行名古屋支店長が
連名で同信金の
経営保障をする。
自殺したと噂された
理事長自らが窓口対応に
立ったことも奏功し、
事態は沈静化に向かう。



16日(日)、警察が
デマの伝播ルートを
解明し、発表する。



事態がパニックに発展した要因



こうして伝言ゲーム式に
デマが形成され、
事態がパニックに
発展した理由として、
次のような要因が存在した。



事件が発生した1973年当時、
10月にはトイレット
ペーパー騒動が発生するなど、
オイルショックによる
不景気という
社会不安が存在し、
デマが流れやすい下地があった。



口コミで情報が
伝わるうちに、
情報が変容した。



事件の7年前の1966年、
小坂井町の隣の豊橋市の
金融機関が倒産するという
事件があり、出資者の
手元に出資金がほとんど
戻ってこないという
大きな被害を与えていた。
デマの伝播経路の中の
クリーニング業のHも
この7年前の倒産被害者で
あったため、善意で周囲の
人間にデマを広めてしまった。



こうした背景をもつ
Hの目の前で、Jが大金を
おろすよう妻に指示したため、
デマがリアリティを獲得し、
パニックの引き金となった。



狭い地域社会の中で、
「交差ネットワークに
よる二度聞き効果」
(別々の人から同じ
情報を聞くことで、
それに信憑性があるものと
思い込んで
しまう現象)が発生した。



このような結果、
事態は大きく
悪化することになった。



日本では、この事件より前の
1971年に成立した預金保険法で、
預金保険機構の
裏付けのもと、
100万円まで(当時)の
ペイオフ(預金保護)制度が
施行されていたのであるが、
一般への認知度が十分でなく、
少数の預金保護制度を
知っていて渦中に
預金をしに来た人も居たものの、
大方の預金者はパニックに
流されてしまう結果となった。



☆☆☆



豊川信用金庫事件。
今となっては面白い
感じで聞かされますが、
当事者たちにとっては、
やはり恐れている事態だと思う。
女子高生の冗談が、
ここまで大きな事態に
なるとは、凄いなと
思いました。
事実が分からないとはいえ、
同じ事実を、別の人から
聞くと、やはり本当なのかと
思ってしまいますね。



情報を見極める目を
養いたいですね。



☆☆☆



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