乗っていないし今後もほとんど乗らない人に資金を投じて重点的に講習を施しても、事故予防にはほとんど繋がらないと思うのだよな。
だって事故を起こすのは乗っている人なのだし。
よく乗って、そして実際に事故を起こした人をこそよく教育しようという現行のシステムは合理的だと思うよ。
現行システム上の穴はおそらく、乗っていない人が乗るようになった場合だ。
元々乗っていないので無事故だし、制度上は優良運転者なのだが、
乗っていないので交通法規の知識や運転技術の信頼性は低い未熟運転者だ。
こういった運転技術を思い出させる意味で講習を、
というのは効果的だと思う。
ただ、それを実現させるには難点があるかな。
記事にもある通りペーパードライバーの区別の難しさ。
私見としては、運転免許証をカードキーにしてしまったらどうかなと、
思わないでもない。
自動車の購入時に、その自動車を運転する者を全員、その自動車に登録する。
登録した免許証を車内据え付けのスロットにささなくてはエンジンがかからない。
これで無免許運転の予防と自動車盗難の予防にある程度の効果をあげられる可能性がある上、
免許証カードに運転歴が記録されるようにしておけば、
その人の運転歴を把握できるのではないかな。
例えば1年以上運転していない人の運転免許証はカードキーとしての機能を停止され、
所定の講習を受けて機能を回復させないと免許証はあっても乗ることはできない、とか。
業務用自動車やレンタカーについては、別途システムが必要だろうが、
大まかな仕組みとしてはこうするとよいかもしれない。
まあ、この仕組みが技術的に導入可能か否か、
開発、維持費用がどうなるか、とか、
未検討なので実用性のほどは不明だが。
■田中康夫さん、運転しない人の「ゴールド免許」交付を批判…現行制度は妥当なのか
(弁護士ドットコム - 12月03日 11:02)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=149&from=diary&id=4324080
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