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2016年12月01日04:58

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国策と称して、

■もんじゅ後継炉、開発推進へ 政府、10年で基本設計
(朝日新聞デジタル - 11月30日 13:29)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4318852
無責任に、湯水のように金をばらまく原子力開発が、結局モラルの低下による、人災を招いたわけで。

またまた「総括無し」で、次ぎに進んでも、モラルは向上しないでしょ。

最早国民性なのかと思うほど、全体を見通して、各パーツごとに、責任を果たす能力が、日本人は下手なんじゃないかと、思えてくる。

一時流行った「一億総懺悔」なんて言葉は、「責任はどこにも無い」って、意味だものね。、


まあ個々人は、そこそこ優秀だと思うのだが。
集団になると、いつのまにか、と言うか、必ず、「自分に都合の良いように、現実認知を歪める自己チュー」が、指導権を握ってしまう「構造的欠陥」があるみたいで。



恐らく、ユーラシア大陸の東端に位置する地政学的条件と、四季に恵まれた狭い島国で。
そこそこ喰うに困らずシアワセで。
歴史といえば、1万年ちかくの縄文文化と、2000年ほどの米作り権力の内部抗争で。
だから国民的常識としての「歴史」は、某国営TVのデマゴークそのもの大河ドラマと、そのスピンアウトの荒唐無稽なゲーム史観だけなわけで。

なんであれ、特別厳しい侵略も受けることがなかったので、戦車軍団でインド大陸にカースト制を強いて支配したアーリア人への抵抗として仏教やジャイナ教をうんだインド原住民のような、民族の興亡を賭けた「自己批判」など、経験してないからなのだろう。

要するに、歴史的には民族全体を奴隷に陥れるような「絶対他者」に支配される経験をしてないので、「反省」などは考えるチャンスもなかったのだろう。


安倍首相の、「トランプやプーチンとの個人的信頼が、数時間の会談で、確立出来た」と考える発想が、流石に自己チュー妄想の秘密結社・日本会議出身の宰相だけあって、いかにも「日本人的発想」なわけで。

これは、相手が強い場合、敵に回ると困るので、「身内仲間意識」に心理的に自己チューに合理化することで、「自分に不利にな動きはしないはず」という、幼稚な中学生レベルの「自他分離が出来ていない世界感」なわけで。
*相手が敵に回った場合、「敵はあらゆる残虐な手口で攻撃・報復してくる」ので、やられる前に残虐に潰しておかなくてはいけない。
という恐怖感が、中学生のチンピラ・グループや暴走族といった仲間内の、主観的集団防衛の原理なわけでして。
彼等の気まぐれな意見や好みの相違紛争が、あっけなく残酷なリンチにエスカレートする理由は、ここにあるわけです。


選挙がおわったばかりのトランプとの会見を、「世界で最初に会った」功績を焦る心理といい。
プーチンを、自分の地元・山口に招く心理といい。

安倍クンの外交感覚は、幼稚な自己チューな世界感モロ出しなわけで。

しかし、安倍自民党政権は、党内対抗馬を潰し、認知症レベルのネトウヨを応援団にして、長く政権を維持し、任期まで伸ばせるんだから、これって日本人「民心錯乱」の代表的な政治・社会感覚なわけで。

こうゆう幼稚で自己チューな社会観に、「反省・総括」を求めても、自分の中に「他者」がいないから、諫早のダムと同じで、反省よりも、「決まったことへの共依存」で生きる方が、遥かに大方の精神は安定するんだろう。

電力会社や原子力関係機関がバラマク大金も、受け取る側にしてみれば、「金に目がくらむ」というより、「農耕社会にとってのお天気」と同じような、「体制と共依存できる安心のための切符」、感覚なのかもしれない。



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