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2016年11月29日14:55

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あれだけ高い人気があった小泉純一郎さんでさえ原発は停められない,不思議な祖国。


シュタムティッシュ(海賊風衆会)で、福島に近いある県で仕事をしているある公立校などの教師たちが集まっていたときに、「最近、学校で福島の影響か急な転校や極端な事件や健康の激変が相次いでいます。親しいある生徒は急に頭髪がなくなりました。彼女は福島からの避難者でした。」などの報告がありました。
 東日本でも静かに不安は広がっているのですが、政治関係者の反応はとてもにぶいです。

オリンピックにしても、外国の大きなメディアから派遣されて日本に来ているジャーナリストたちは口々に、福島の問題から国民の目をそらすために、いろいろな目くらましをしているとか、そのために、情報統制がすさまじいし、メディアの自己規制もすごい、と英語など外国語によるメディアでは日本政府の最近の対応についてはかなり辛辣に批判しているようです。

 とはいえ、日本で活動している政治家や政治家志望の方々の反応は奇妙だと感じます。
自称海賊党に限らず、自称「緑の党」でさえも、急に反原発に熱心になりましたし、これまで原発推進をしてきたはずの自民党の元総理の小泉純一郎さんが突然、反原発を訴えるようになりました。
 小泉純一郎さんは、意外に純粋なところを感じますから、本気なのかもしれませんが、実際の所は情報もないので分かりません。
 一回、小泉純一郎さんが仲間だと思う方々が地方でも良いので首長になったり、地方政党を立ち上げて過半数を手に入れてくだされば、その本気度が明らかになるのでしょうけれど、それも難しいようです。
 共産党などは、昔、私がチェルノブイリ事故などを受けて、知人の幹部のかたに、原発推進についてどう思うかと訴えに言ったときは、けんもほろろに小馬鹿にされました。
 そのときは、ああ、日本では、共産党まで含めて、経済成長至上主義なんだなあ・・・・と感じたものでした。
 その共産党が、今や、反原発を訴えていますが、東京のデモに行ってみたときには、「なかま」とされる人以外には、とてもよそよそしいので、なんだか寂しかったことを思い出しました。
 日本では、『左翼系」「革新系」とされる人々も、お互いの反目が激しすぎて、これで、本当に一致団結して、日本の原発推進政策を変えることができるのだろうかと心配でもあります。

 そのほかの左翼系、あるいは、リベラルと呼ばれる方々も、評論のときには元気が良いのですが、政治に関わろうという人たちと、実際にお会いして話してみると、なんとなく、福島での異変を政治的に利用して、自分が「政治家として当選する」ことしか考えていないように感じられて鳴りませんでした。
 反原発の世論が弱まると、「原発については、ネット投票で決める。自分は、賛成でも反対でもない。」などと言い始める方が多かったのです。
 シュタムティッシュ(海賊風衆会)では、原発問題への不安は、毎回、必ずどなたかが口にされます。
 お金持ちで、近所から突然、いなくなったとか、信頼していた小児科医さんや、皮膚科医さんが、『原発のことには気をつけた方が良いよ。」と教えてくれていたが、あるとき、突然、その一家もろともいなくなってしまった、など、いろいろなお話が出てきます。
 そんななかで、海賊党(国際海賊党連盟所属で、東京都港区に本部がある組織)は、いったい何をしてくれるの?という声も毎回出てきます。
 期待感がある、というのは、私の気持ちと同じなのですが、幹部になると、その後、どういうわけか、急に、活動を停止してしまう、と言うことが相次いでいます。
 そんななかで、ある県の海賊党支部代表のかたからは、「海賊党は何をしてくれるの?」という声が今回も出されました。
 「まず自分が動かないと、ね」という結論にはなったのですが、とはいえ、日本が変わるためには色々と大変だと実感しました。
海賊党ではなくても、自民党の良心的な国会議員でも、民進党の左遷させらえているとおっしゃる議員の方々でも良いのです。
 原発村、とか、妙な一部の方々が日本を誤った方向に無理矢理、船出させようとしていることに危機感を持つ力のある方々が、小泉純一郎さんのように、声を上げてほしいと、力の乏しい私はつくづくと思います。



■川内原発1号機、来月8日にも運転再開の見通し
(朝日新聞デジタル - 11月28日 20:18)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4315969
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