「1Q84」読了

6週間も掛かって、ようやく「4Q84」の3巻を読了しました。１冊２週間ずつかかった計算になりますね。まぁ、お仕事行き帰りの電車の中だけで読んだので、時間がかかりました。家では映画やTvドラマの録画を観るのに忙しく、もちろん仕事中には読めませんからね。
内容は面白かったです。青豆（主人公の女性）と天吾（主人公の男性）との交互の章立て（途中から監視する牛河が入ってきますが天）という構成の面白さもあります。ただ、途中のNHK集金人の話あたりではちょいと退屈しましたがね。３巻目の最後あたりでは、全ての謎が解けるというので、昨晩午前２時までに一気に読んでしまいました。

『1Q84』（いちきゅうはちよん）　村上春樹 著　 新潮社 刊
　　　BOOK1: 2009年5月29日
　　　BOOK2: 2009年5月29日
　　　BOOK3: 2010年4月16日　描き下ろし作品

まぁ、たまたま図書館に３巻揃って並んでいるのを見つけて、ノーベル文学賞が話題になっていた頃でしたから、興味半分で読んでみたのでした。村上春樹作品を読んだのは今回が初めてです。物語の仮想現実的な世界観が独特で、ハルキストと呼ばれる読者層ができるのもうなずけます。初期から中期の作品の方が魅力的との感想があるので、別の作品（ノルウェイの森など）も機会があったら読んでみたいと思っています。


写真２枚目は、今日の空（ベランダより）。３枚目は昨日撮った晩秋のカット。