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2016年11月25日12:48

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群大病院でもひどいのはいたけどね。

■院長が“お山の大将”だから…いまだ続く「ドクハラ」の実態
(dot. - 11月25日 07:02)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=173&from=diary&id=4310331

 お山の大将はどこにでもいると思う。小さなクリニックでなく、群馬大学病院でも、私の父を見ていた、とある医者は、適切な言葉を選べていなかったし。ま、病院のベッド回転率を上げるのはどこでも至上命題なので、できるだけ追い出す方向で接していたのだろうけど。

 それにしても、老人患者の家族に向かって「老人はさほど時を置かず死ぬ存在なのだが、心臓を機械で動すような治療を望まれれば我々は従う。が、そういった手を尽くした延命にはさほどの意味はないということには理解を頂きたい」と、私にとって一回目の病状説明で笑いながら言う医者って正直どーなん?と思った。一回目で俺はその担当医と母とはいずれ大喧嘩するだろうと思ったので、できるだけ早く別の病院へ移せと母に強くいったのだけれども、父母の自宅から最も近い総合大病院が群大付属病院だったので、結局そこに居ることになってしまい、いくつかのトラブルが生じることとなる。
 確かに父は何度も群大病院に入退院を繰り返しており、あの医者は「いい加減死にかけのジジイの延命のために、高度治療の大学病院のベッドを占拠すんな。というかいい加減諦めて死ね」と言いたかった言葉をオブラートに包んで丁寧に接したつもりだったのかもしれない。が、父の場合、投薬ミスから危篤を招き、部局長自らが「当病院で全力で当たります」と頭を下げたという経緯があり、その誠意を信じて、我が家は父を群大病院に預けてきた。当の暴言?医者は新任だったので、たぶんそんな事情は知らないか、大した問題じゃないと思ってたと思われるので、あんまり責めたいとは思ってないんだけども。

 群大病院はそのほかの科でもいろいろ問題があり、特にカテーテル手術で死人だしまくり、指定病院だか特定病院だかの指定を大学病院で唯一外されるという恥をさらす羽目になった。父や母の入院経過を見てると、正直言って組織運営に問題があるんじゃないか?とは思う。看護婦さんたちは物凄く頑張ってて優しい人が多いし、担当医でも頑張ってくれる人は本当に涙が出るほど助けてくれた人もいるので、一概に群大を非難する気など全くないけど…。
 父の治療生活数年間だけで投薬ミスが数件(1件が物凄くヤバくマジで父は死にかけた)、飲み薬の間違い3回(これは付き添いの母がすべて事前に気づいてセーフ…)だったり、母の胃がん手術の時も術後の麻酔点滴が故障してて点滴が体内に入ってないことに看護婦が気づいておらず、俺が気づいて点滴セット交換を要求するまで放置だったり…、と、ちょくちょく問題があった。毎度毎度問題が生じるたびに忙しいなか医局の方々はmeetingを繰り返し、改善策を実施して対応している様子でした。が、働いている人たちの雰囲気は厳しい感じで大変そうだったなぁと思いだす。あの方々は今も壮健で仕事に精勤されておられるのでしょうか?遠く遅くなりましたが、父の治療にあたってくださったことに対し、深く感謝いたします。

父は食べ物を嚥下できない状態となってから自宅に戻ることを望み、春に戻り夏を超すまで自宅で過ごし、9月に逝った。最後は肺炎と心疾患だった。父は昔から俺が出張してるときにぶっ倒れる特性があって、最後も私が応用物理学会で名古屋出張中だった。国内だっただけマシだけども…。USA留学中にぶっ倒れて危篤の連絡が入り、急遽一家で東海岸から飛んで帰ってきたこともあった…。(そんときは奇跡的に持ち直した)

人の死を看取りながら治療で生を望む仕事をする医療関係の仕事には、ある種の傲岸さがないと務まらない。そういう意味で、死をあるべきものだと言い切ったあの医者は、信念はあるんだろうとは思う。ただ、患者サイドからはなかなか理解できないだろうし、あの言い方じゃ死を間近にした人たちからはあまり人望も集まらないだろうな、とは思う。
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