KASHIWAマラソン

先週の日曜に、KASHIWAマラソンのフルマラソンの部に
出場した。最初は、さいたま国際マラソンのフルに出場
したいと考えていたが、申込開始時間が仕事と被ってしまい、
すぐに定員に達しそうな予感がし、申込を諦めた。その後に、
このマラソンの存在を知り、フルマラソンを走れるなら万歳と
思い、エントリーした。柏の葉公園の中で開催されたレース
だった。公園の中心部の1周2.34kmのコースを18周すると
いうのは、飽きてモチベーションが下がらないか心配
だった。

1周毎にタイムを管理し、ずっとイーブンペースで走れたら
気持ち良いだろうなあと思っていた。コース上にエイドが
一か所あったが、そうすると、その気になれば18回立ち寄れる
から、なんか安心した。柏の葉キャンパス駅から歩いて
会場に向かったが、30分もかかり、それだけでウォーミング
アップは充分だろうという気分になり、みんなで一緒に
体操はしたが、スタート前に軽く走らなかった。

ハーフマラソンの部と一緒にスタートするので、数百人は
並んでいて、僕はそんな前方に並ばなかったので、スタート
地点を通過するのに16秒かかった。1周終わった時点で、
10分56秒かかり、この調子で行けば、3時間20分程で
ゴールできる事になると思った。コースは平坦で、所々で紅葉が
見られ、18周するもそこまで苦にならずにすんだ。6周終わった
時点で、1時間1分12秒かかり、運が良ければ3時間5分程で
ゴールできるのではと、自惚れた事を思ってしまった。

途中の2周で、中学生くらいに見える人と抜きつ抜かれつを
繰り返していて、若者よ精一杯頑張れよという気持ちを
抱いて走っていたが、僕のペースが落ちたら、あっという間に
離された。エイドで、あんドーナツ・バナナ・オレンジ・
梅干しが置かれていて、結構魅力的だったが、半分走る頃には、
お腹も多少すき、9周を走り終える前に寄り、あんドーナツを
ガツガツ食べたが美味しかった。ハーフの距離を1時間31分
41秒で走り抜け、この前の春日部大凧のハーフより良い
記録で走れたなあと思っていた。この後の走りぶりを予知
できていたら、ハーフで終われたら良かったのかも
しれない。

10周した頃から、両脚に違和感を覚え、記録を意識している
わけでもないし、無理してこの前の横浜マラソンみたいに、
脚が攣っても嫌だと考え、わざとペースを落とす事にした。
ほんの数分だが、肩が凝ってしまい、立ち止まって肩を
ぐるぐる回したら治った。脚がかなり怠いと感じたら、
立ち止まってマッサージしたが、結局それを何十回もやって
しまい、なんか情けなかった。そのおかげか、今回は
脚が攣らずにすみ助かった。親子ペアの部があり、僕達とは
コースが違うが、彼らの背中をずっと見て走っていたら、
コースアウトしそうになり、ギャグみたいになって
しまった。

一番遅い時は、一周する時に14分以上かかり、とりあえず
サブ3.5でゴールできればいいやと思った。ゴールの位置は
おおよそ分かっていたが、そこにゴールテープが見えず、
もしかしてもう少し先がゴールだったらまずいと思い、
結局100m余分に走ってしまった。ゴールは僕が考えていた
位置と合っていたが、ゴールを通過した時に、係員が
お疲れ様でしたとか、声をかけてくれたら有り難かった。
男子中学以上138人中13位で、ネットタイムは3時間25分
33秒だった。フルマラソンで部門別13位という成績は、
大規模な大会では絶対無理だから、なんか嬉しかった。
自分で周回数は管理しないといけなくて大変かもと思って
いたが、案の定、一周少なくゴールし、DNFになっていた
男性がいたので気の毒だった。

ゴール後は、エイドにある食べ物と飲み物は自由に飲み食い
でき、とてもラッキーだった。あんドーナツと梅干しが
品切れだったのは残念だが、バナナとオレンジは堪能した。
ゲストに神谷明氏が来て、スタート地点の付近でトークを
していたが、僕は走っている最中だったため、殆ど話は
聞けなかった。キン肉マンの話をしているようだった。大会
終了後は、勝浦市のマラソン大会に出場すると話していた
マラソン仲間と、南流山駅で落ち合い、打ち上げをする
つもりだったが、仲間が風邪をひき欠場したので、その企画は
なしとなり残念だった。

サブスリーができるようなペースでずっと走るのは、
もう厳しいんだなあと実感した。記録証は即時発行され、
マラソン仲間に見せたら、なんで後半はこんなに遅くなって
いるの？何かトラブルがあったの？と心配されてしまった。
先月は長距離走を殆どやれなかったが、フルマラソンに
出場する時は、ある程度の長距離走の練習が必要だと
しみじみ思った。柏の葉公園の紅葉が美しかったので、
KASHIWAマラソンがこの時期に開催された事には
感謝している。来年フルマラソンを走る時は、これよりかは
もう少しまともに走りたい。

1周毎のタイムは記録証の写真を載せるので、そこで見てほしい。
他に、コース上の紅葉の写真・スタートとゴール地点のある
グラウンドの写真を載せておく。