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2016年11月24日12:46

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この世界の片隅に

昨日、 「勤労感謝の日」 に

 母方のおじさんが亡くなった。

 五人も居た 母の 女 姉妹 の長女の家… つまりは親元の家の大黒柱。

 たいへん面倒見が良く、誠実で、しっかりしていて
 他の四人の親戚の、冠婚葬祭の面倒をみていた方で、

 私も、
 何か事あるごとに 頼ってきた。


またしても、死因は 「ガン」、

 それも また、また、また 「すい臓癌」 だ。

 二年前に癌が見つかり、薬物治療で この所 体調が良かった。
 ほんの何カ月か前には、

 末の姉妹の家での葬儀をしきっていたぐらい 元気だったのが、
 ここ数日で体調が急変し、あっという間に逝ってしまった。
 
 やはり、
 膵臓癌は治らない、治しづらい病気なのだと 再認識する。
 そして、
 進行性の癌にかかったなら、今、元気でも
 急に いつ死んでもおかしくないんだナ! とつくづく 実感する。
 


若いころは、かなり男前
 ハンサムな顔立ちだったのが、抗がん剤で頭の毛がすべて抜け、
 肌の色も黒ずんでしまい、見る影も無かった。

 禿げた頭を隠すことも無く、明るく振舞っていたのが
 輪をかけて 痛々しく感じてしまう。


 できうるなら、
 私は 薬での延命は 断りたい・・・ あんな姿を見るにつけ・・・ と思う。


 亡くなる前に、
 葬儀で呼ぶ人、住所や電話番号、
 亡くなった直後から、、まず 何をすべきか ・・・ それらを文章にまとめて
 遺族に渡してあったという。

 その文章 (A4 で わずか3枚ほどだが) を読ませてもらった。



   これは、自分が死ぬ前に
   ぜひとも やっておくべき事だと、 思う。

   この歳になると
   こんな儀式ばかりが 続く。 正直、うんざりする。

   大事な人が、ひとり、また 一人と
   それでも、何事も無かったように 世界は廻っていく・・・・・・・




 
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