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2016年11月21日22:58

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今回はガチでプロテクト枠を考えた

■糸井、移籍決断のアスリート魂 FA宣言で阪神へ
(朝日新聞デジタル - 11月21日 21:22)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4304896


FAでの糸井選手獲得が決まりました。
まあ賛否両論あるとは思いますが、私自身は元々賛成派で、彼が阪神でどんな活躍をして
チームにどんな影響を与えるのかとても楽しみに思っていたので、純粋に嬉しいですね。

で、FAの話題が出た時からず〜〜〜〜〜〜っと考えていたのが人的補償のプロテクト。
果たしてどんな選手が漏れて、オリックスに獲られてしまうのかが気になって仕方ないので
今回はガチで予想しました。

ちなみに、永遠に答え合わせはできません。
答え合わせできるのは、「実際に獲られた選手がプロテクト外だったこと」だけです。
そんな無駄なことをひたすら考えている自分は病気だと思いますが、まあ気にせず行きましょう。


■まず制度をまとめてみる
 Bランクの糸井選手の補償は、旧年俸の60%か、プロテクト外の選手1人+旧年俸の40%。
 糸井選手の旧年俸が2億8千万らしいので、差の20%は5600万になりますね。
 で、プロテクト枠は、外国人と今年のドラフト指名選手を除く28人です。
 ちなみに複数年契約の選手や、FA宣言した選手は対象外ではないようです。


■オリックスの傾向と対策を考えてみる
 今回の相手オリックスですが、まず資金面は非常に潤沢な球団です。
 そして、今年最下位に低迷しただけあって、全体的に戦力が足りていません。

 具体的な戦力の状況についてですが、それでも投手陣はそこそこ揃っている印象で
 特に右投手は充実しています(左はだいぶ手薄)。しかも今年のドラフトでは
 右投手ばかりを6人も指名しており、右の若手には事欠かない状況ですね。
 一方、得点やチーム打率がリーグ最下位、本塁打もリーグ5位、盗塁は糸井が抜けて
 半減するはずで、野手陣はどう見ても内外野とも手薄です。


■プロテクト28人を選考してみる
 重視すべき点は、オリックスが獲る確率と、いざ獲られた際に阪神がどれだけ痛いか
 だと思うので、それを踏まえて、選考に悩まない順に挙げていこうと思います。

 ・藤浪晋太郎(投、右右、22)
 ・岩貞祐太(投、左左、25)
 ・岩崎優(投、左左、25)
 ・原口文仁(捕、右右、25)
 ・北條史也(内、右右、22)
 ・高山俊(外、右左、23)
 まあここまでは、若いうえに既にチームの主力で、外したら頭おかしいです。

 ・能見篤史(投、左左、37)
 ・高橋聡文(投、左左、33)
 ・福留孝介(外、右左、39)
 この辺はベテランながら来季の構想にも当然入っていて、獲られたら来季困ります。

 ・横山雄哉(投、左左、23)
 ・青柳晃洋(投、右右、23)
 ・松田遼馬(投、右右、23)
 ・中谷将大(外、右右、24)
 ・板山祐太郎(外、右左、23)
 主力とまでは行かなくとも、ある程度の結果を残したこれらの若手選手も外せません。

 ・陽川尚将(内、右右、25)
 ・横田慎太郎(外、左左、21)
 ・江越大賀(外、右右、24)
 彼らはいまいち結果が出ませんでしたが、事あるごとに将来の主砲候補と言われており
 生え抜き主砲育成に情熱を傾ける金本監督は手放さないし、今回の糸井獲得も、見本として
 彼らの覚醒を促したいという意図もあると思うので、放出したら意味が半減します。

 ・坂本誠志郎(捕、右右、23)
 ・梅野隆太郎(捕、右右、25)
 原口が捕手としてできるかどうか微妙な状況で、正捕手候補二人は守る必要があります

 ・望月惇志(投、右右、19)
 ・植田海(内、右両、20)
 最終戦でデビューを果たしたチーム最年少の2人。望月は将来のエースと絶賛されており、
 植田はU23優勝でブレークしそうな雰囲気があり、チームで貴重な足を使える選手です。
 即戦力が欲しいオリ相手とはいえ、将来性を考えたら外せません。

 ・藤川球児(投、右左、36)
 ・鳥谷敬(内、右左、35)
 さて問題の2人。今季成績が悪かった上ベテラン且つ高年俸だから外しても問題ないという
 意見はかなり散見されますが、復活すれば非常に大きな戦力であるだけでなく、チーム内で
 多くの選手から目標とされ慕われている上に、営業面でも常にトップを争う人気選手。
 しかも相手は資金潤沢なオリックス。獲られるケースがないとは言えず、獲られた場合
 本人が残す成績以上にチームが失うものが大き過ぎるので、絶対プロテクトされると思うし、
 すべきです。

 ・大和(外、右右、29)
 普通の守備固め選手ならプロテクト外でもいいですが、大和レベルとなれば話は別。
 打撃もたまにはイイので、まだまだ欠かせない戦力かなと。

 ・上本博紀(内、右右、30)
 守備ではちょいちょいやらかしますが、打撃では度々存在感を示し、走力も含め
 見限るのは早計でしょう。

 ・島本浩也(投、左左、24)
 まだ絶対的な力はありませんが、若くてチーム的に貴重な左腕。オリックス同様
 阪神も若手は右腕偏重になりつつあり、守るべき状況です。

 ・今成亮太(内、右左、29)
 今季の成績ではプロテクト外になっても不思議ではありませんが、ユーティリティさと
 ムードメーカー(というかお笑い枠)的側面では貴重な存在。また、糸井の弟分で
 チームに溶け込むのに一役買ってくれそうなことも考慮してプロテクトと予想します。

 ・石崎剛(投、右右、26)
 今季の春に力のあるストレートを連発し、次期守護神を期待されるもケガで離脱。
 スペ体質が改善すればブルペンの中核を担いそうな存在なので、当落線上ながら
 最後の1枠かなと。

 以上で28人です。


■プロテクト外と予想した選手を分析してみる
 残り24人について、獲られそうにないかなと思う順に分析していきます。

 ・桑原謙太朗(投、右右、31)
 ・高宮和也(投、左左、35)
 元々オリックスがリリースした選手を、わざわざ年齢が上がってから獲り返す訳がないです。

 ・小宮山慎二(捕、右右、31)
 ・小豆畑眞也(捕、右右、28)
 特段捕手には困っていないオリックスが、一軍実績の乏しい中堅の捕手を獲らないでしょう。

 ・伊藤和雄(投、右右、27)
 ・田面巧二郎(投、右右、26)
 中堅に差し掛かる年齢で実績らしい実績のない右投手はオリの補強ポイントに合致しません。

 ・森越祐人(内、右右、28)
 ・俊介(外、右右、29)
 野手は不足しているとはいえ、足りないのは攻撃力なので、守備固めメインの選手は
 戦力としての優先度は二の次でしょう。

 ・新井良太(内、右右、33)
 ツボに入った時の一発が魅力ですが、年々確率が下がってきており、戦力的に厳しいです。

 ・岡崎太一(捕、右右、33)
 今年ようやく日の目を見た開幕捕手で獲られたら割と痛いですが、こちらもオリックスの
 補強ポイントには当てはまりません。
 
 ・狩野恵輔(外、右右、34)
 阪神ファンから見たら最古参の生え抜きで人気も高い選手ですが、ベテランの代打専門で
 オリックスが欲しがる要素には乏しいです。

 ・荒木郁也(内、右左、28)
 走力が持ち味ながら、打力が弱く盗塁数もそこまでは期待できず、糸井の穴埋めには
 大分役不足かなと。

 ・守屋功輝(投、右右、23)
 若手右投手。今年デビューを果たしましたが結果は出ず、他の若手が沢山いるオリックスが
 欲しがるとは考えにくいです。

 ・安藤優也(投、右右、39)
 中継ぎとして安定した投球を続けている大ベテランで、獲られたら当然痛いですが、
 いつ引退してもおかしくない年齢で、現状でも連投やイニング跨ぎに配慮が必要。
 右の中継ぎは豊富なオリックスからしたら獲るメリットが少ないです。

 ・竹安大知(投、右右、22)
 昨年のドラ3ですが、故障承知で獲った素材型で、まだ満足に投げられない状態なので、
 余程の素材とオリックスが評価していない限り獲られないかなと。

 ・西岡剛(内、右両、32)
 本来プロテクト外はあり得ない選手ですが、アキレス腱断裂で選手生命の危機を迎えている
 現状で、獲るのはオリックス側がものすごいハイリスク。万が一それでも獲られたなら、
 それはもう相手の勇気を褒めるしかないです(心情的には非常に辛いですが)。

 ・岩田稔(投、左左、33)
 復活すればローテーション守れる投手ですが、今季成績が落ちすぎたし、元々球界屈指の
 無援護病で、2桁勝ったことがなく 貯金が作れないことから、オリからしたらハイリスク
 の割にローリターンと思われます。

 ・榎田大樹(投、左左、30)
 左投手で、実績もあり、いれば戦力になるのは間違いありませんが、ルーキーイヤーが
 ピークに見える状況で、ここからの伸びしろは正直あまり期待できません。

 ・金田和之(投、右右、26)
 先発、中継ぎともでき、結構力強い球を投げますが、そこまでの実績もないので
 狙われるかどうかは微妙ですね。

 ・山本翔也(投、左左、28)
 こちらも先発、中継ぎともできる使い勝手の良い投手で、しかも左投手なのがより
 ポイント高いです。ひょっとしたら獲られるかも知れませんね。

 ・歳内宏明(投、右右、23)
 当落線上の選手だと思いますが、U23でクローザーを任されるなど、守護神候補なので
 獲られると結構痛そうです。オリックスの補強ポイントには合致しないものの、将来性を
 どう評価されるか判断が難しいところです。

 ・伊藤隼太(外、右左、27)
 ドラ1として期待されながら伸び悩み、期待外れドラ1の代表のように扱われていますが
 現状でも打撃はそこまで悪くはないし、糸井が抜けるオリックスの補強ポイントに合致
 することから、獲られる可能性は結構ありそうに感じます。ひょっとしたら、環境が変わる
 ことで、本来のポテンシャルを発揮するかも知れません。

 ・緒方凌介(外、右左、26)
 俊足、強肩が売りで、長打力もそこそこあるので、ポスト糸井のイメージにはより近い
 存在と言えます。売り出し中のタイミングに怪我をして以来、阪神ではレギュラーは
 難しい立場になっているので、他球団で出場機会を得るのは悪くないです。

 ・秋山拓巳(投、右右、25)
 今季久々の勝利を挙げた先発候補。そこそこの実績がありまだ若いので、プロテクト漏れ
 した場合、美味しく頂かれてしまう確率も結構ありそうかなと思います。但し、近年
 ずっと伸び悩んできて、常に先発6番手候補という扱いだったので、プロテクトするほど
 評価はされていないのではないかと。


■誰が獲られるか?

 プロテクトがこの通りとして、オリックスの側に立って獲られそうだなと思うのは、
 秋山、緒方、伊藤隼、歳内、山本あたりと予想します。
 但し、ファンの贔屓目なしに見た場合、彼らに5600万の価値があるかは
 何とも言えず、ひょっとしたら金銭補償に落ち着く可能性もあるかもしれません。

 そうなったらファンとしては願ったりですが、獲られそうな面々を見るに
 一軍半というか、ここまでどちらかというと阪神では不遇な扱いの選手で、
 カープの赤松のように、人的補償によって息の長い選手になったりもするので
 悪いことばかりではないかなとも思います。


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