袋麺の思い出

先日、こんなコンビニコミックを見つけました。

『麺 おうちラーメン』（メディアファクトリー）

この作品なのですがオール読み切り作品で、
袋麺（インスタントラーメン）を題材に、
思い出話や創作話などで描かれたアンソロジー作品です。

こういったグルメ系のアンソロジーって
少年画報社や芳文社、双葉社などから出版が多いのですが、
この作品はメディアファクトリーが出版しているということで、
普段は普通の漫画を描かれている漫画家さんが
グルメ作品を描かれており違う感覚で楽しく読めました。

多分、ラーメンについても
人それぞれ思い出があると思いますが、
僕も袋麺について忘れられない味があります。

子供の頃って祖母が料理を作っていたということもあり、
麺といえばそばやうどんばかりで、
インスタントラーメンを食べたことがなく、
ラーメンにすごく興味があったんです。

そして、小遣いをためて袋麺を１つ買って、
袋の裏を見ながら初めて
自分で作った記憶は今でも覚えています。

そのラーメンなのですが
明星食品の「明星ラーメン めん吉」というやつで、
ノンフライ麺でとろみのついた醤油味でした。

ここからたまにですけど祖母が袋麺を買ってくるようになったのですが、
「明星ラーメン めん吉」は一度も食卓にあがったことがないんです。
スーパーなどに祖母と買い物にいっても
「明星ラーメン めん吉」は見かけたことがなく、
もう売ってないんだ・・・って諦めていました。

それから数年後・・・
同じ明星食品の「中華三昧」というのが発売され、
ちょっと袋麺にしては高価だったのですが食べてみると、
ノンフライ麺でととろみのついた醤油味・・・と、
「明星ラーメン めん吉」の味に似ていました。

その後「中華三昧」が好きになり、
今でもたまに食べたくなるんですよね・・・

・・・といった感じの思い出で、
子供の頃に食べた「明星ラーメン めん吉」を
もう一度でいいから食べたいなぁ〜