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2016年11月21日10:00

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2016年ボジョレーヌーボー

2016年11月17日(木)
夜。
鯖のリエット(先日の科学バーの残りもの)、バゲット、トマト、煮物を食べる。
赤を飲む。

作り手失念、ACボジョレーヌーボー(たしかジュリエナ村が本拠地)、2016年、ラヴィネにて3Kで購入。
木イチゴ、苺、淡い色合い、きびきびと心地よい酸。
軽快で、自然な味わい。
おいしい。

さすがラヴィネさん。
品質が高い。その品質の目指すところが、自然で軽やかな方向であるのがよい。
実のところ、3Kもする高級ヌーボーをみずから購入するのは、今回が初めて。

ボジョレーヌーボー商戦は、大手スーパー系が参入して千円前後の激安商品が現れてから、かなり変化した。
コンビニ系は、粗利が高い2Kを超える高額商品と千円台だが500ml入り容器を使うという歪んだ独特の形態を進めた。
そのため、一般消費者が道すがら買い求める販路において、従来から親しまれていた1.5K〜2K程度の価格帯の商品が消えるという弊害が現れた。
それらの商品は、おそらく飲食店に回っている。サントリーはじめ大手輸入業者の戦略だろうと想像する。
一方、専門店、きちんとしたワインショップでは、きちんとウォッチしていなかったが、適切な料金につまり値下げに向かったように思う。

僕の私見だが、千円前後の激安ヌーボーは、こってりとした濃い果実味が特徴で、不自然な味わいがある。何年か飲んだが、もういい、というのが正直な感想。
今回、僕が高級ヌーボーに手を出したのは、このような背景がある。

そして、今年は別の動きがあった。
コンビニ系の販売が相当に控えめであった。
500ml容器が姿を消し、全体的に仕入れがかなり少ない印象だ。
ヌーボー商戦から、撤退のきざしさえ感じられるほど。
専門店では、事前予約による割引き制が数年前から目立ちはじめた。いずれも、堅実に売りさばこうとする傾向の表れと思う。


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