アッと言う間に終わっちゃった。 (さっき録画の最終話を見た。)
この作品、前半は けっこう意気込みに製作費が釣り合っていて、見ごたえのあるシーンが多々あった。
しかし 最終に近づいたころには、息切れしたのか予算が足らなくなったのか、尻すぼみ感が強い。
特に フランス軍の退却に対しての 追撃戦が物足りなくて肩透かし。 映画版(1956)のが印象的だったのとは大違い。
一方 ナターシャ役の女優が 後半では良くなってきて GOOD!
前半では小学6年生ぐらいの年齢なのに、子役をたてずに20代後半の女優が演じるのは無茶。後半になって16〜20歳でバランスがとれてきたわけだ。
オードリー・ヘップバーンが聖女的なナターシャだったとすれば、こちらの彼女は純粋なものの裏側に「小悪魔的」な部分がチラチラ見えて、なんだか違和感、でもそれはそれで 「あり」だと納得してました。
ピエール役の俳優は 全編通して 合っていた。 ただし彼とナターシャが 徐々に惹かれあっていくという流れが大雑把で 唐突すぎて物足りなかったぞ。
(映画版でも同じで、なぜ二人が好き合っていくのか、腑に落ちない、そこが欲求不満だ。)
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