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2016年11月19日02:36

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痴漢をモラルで短絡に判断しないで、

■痴漢犯罪、「動機が性欲」は少数派だった! 引き金に多い「上司」や「同僚」の存在
(週刊女性PRIME - 11月18日 19:00)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=235&from=diary&id=4300536
実態から迫っているところが、秀逸です。

DVとかストーカーとか虐待とかネトウヨといった、ソシオパス(社会病質者)的言動も、短絡な善悪判断ではなくて、同様な取り組みからの実態レポートによる「仕組みへの常識」の普及が、加害者たちにも被害者にも、再発防止のためにも、必要な気がします。

それにしても、「自分に都合の良い認知の枠組み」にはまっていくプロセスは、いかにも人間的ながら、しかしいかに危険なことかが、よくわかります。

仲間内では元気に暴言をまきちらし、批判されれば信念を口にするか、見苦しい言い訳と強弁で逃げ回り、最後は認知症まで演じる愛国者政治家や役人といった所謂エスタブリシュメントたちの言動は、いつもよく見かける現象です。
彼らが人気があるのは、こうした認知の歪みは、だれにでもあるからなんでしょう。

それにしても、痴漢の慢性トリーガーが、上司や同僚や妻といった、狭い身近な人間関係のストレスで、それへの発散が、自分の「認知の歪み」からの、「弱者支配とコントロール欲」というのも、なんともいじましい話です。
#ワタシには、女子どもを、コントロール出来る弱者とみるところから、すでに認知が歪んでいると思えるのですが。
実際、自分の妻子と、電車のなかで会う女子どもは、別なんでしょうね。
ワタシの周囲にも、家族思いで、愛妻家でありながら、性差別主義者は、大勢います。
痴漢の匿名性は、おおきな要素かもしれません。

確かにこの「認知の歪み」という限界は、広い意味では、誰もが持ち合わせている条件だし、失敗体験の積み重ねでしか、乗り越えられないものですが。

それにしても、やはりソシオパスには、素質、環境、きっかけ(成功体験)の組み合わせのなかで、しかしかなり自己責任で身に付けた特有の顕著な歪みがあるから、ソシオパスなんで。

一方では、それが彼らに、ときには顕著な業績をなさしめることがあって。
ワタシの親父などは、自分の認知の歪みを使って、芸術家として名前を残しましたが、その本質は、業績に関係なく、本人に残ってしまいます。
実際90歳前後での、製作環境の変化のなかでさえ、周囲に犠牲を強いる言動のなかで、老いた糟糠の妻を急死に追いやりなから、彼は製作に没頭します。

それでいて、親父の時代、帝銀事件という芸術家が大量殺人の犯人とされて死刑を宣告された事件があって。
親父は生涯、芸実家を弁解してましたか、怯えが先に出て、説明には説得力がありませんでしたし、事実彼の生涯は、自己都合の追求の生涯でした。

著名人には、かなりの確率でソシオパスがいて、ISによる人質の公開処刑場面への、若い芸術家の感動などを聞くと、社会的常識の未発達だけでない、奥の深い原始的衝動の資質を感じます。

もちろんなかには、ワタシが知らないだけで、円満な人格と才能に恵まれたヒトもいるのでしょうが。

なんであれ、痴漢行為というのは、ピンキリある「認知の歪み」の暴走の、最も貧しく、いじましい、他人を利用する行為の、ひとつなんでしょうな。




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