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2016年11月17日19:54

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つるべ落としのラジオ

11月もいよいよ後半に入りました。今年も残り少なくなってきましたねえ。本当に早いです。
ただ、急に寒くなってきたと思ったらまた暖かい日が続いたりと、どうも今年はいまひとつ秋の深まりを実感しにくいような感じがします。
なにしろこんどの日曜日は最低15〜6℃最高23〜4℃という予報で、これ、10月中旬なみですよ。ホントに気温の変化が不規則です。

とはいえもちろん、大きなスパンで見れば、全体としての季節はちゃんと移っていくものです。
いちばんハッキリしているのが、日が暮れるのが早くなったこと。今日、11月17日の浜松の日没時刻は夕方4時40分少し過ぎ。5時前にはもう沈んでしまいます。

以前、「秋の日はつるべ落とし」という言葉、あれは実際にそうなっているんだ、というお話をしたことがありました。

日没が最も遅くなる夏至のころから立秋にかけての一ヶ月半と、つるべ落としを感じはじめる、秋分から立冬までの一ヶ月半を比べると、後者の方が、日没時刻が早まる度合いが三倍近くにもなる、統計データを調べると本当にそうなっているんです。

では気温のほうはどうでしょうか。
浜松で平均気温が最も高くなるのは8月中旬。ここからだんだん気温が下がっていきます。
立秋や秋分といった節目がうまく当てはまらないので、8月中旬から一ヶ月ごとに平年の平均気温を比べてみます。あ、浜松の数字ですよ。

まず、8月中旬から9月中旬にかけて。平均気温の差は2.9℃。1ヶ月でおよそ3℃下がります。では9月中旬から10月中旬の平均気温の差はというと、5.2℃。下がり方がずいぶん大きくなりますね。
そして、10月中旬から11月中旬、ちょうど今ごろにかけて。この期間の平均気温の差は、5.7℃。なんと6℃近くも下がってしまうんです。

この「1ヶ月の平均気温差5.7℃」という数字は、年間をとおして最大。 さらにこの先11月中旬から12月中旬にかけても5.2℃の差があります。5℃以上の差が三ヶ月も続くんですねえ。
そこから先はさらに寒くはなるものの、ここまで差がひらくことはなくなります。また、春先も気温差がかなりありますが、ここまで大きな差が続くことはありません。

つまり、いまは年間でいちばん気温の変化が大きい時期のまっただなかなんです。
「気温もつるべ落とし」の季節なんですね。この先やってくる本格的な冬に向かって、備えていきましょう。

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と、そんな話題からスタートした、2016年11月17日のSmile on Radio。
登場いただいたのは…

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かみ合わせを考えよう
第1/第3木曜日のこの時間は、かみ合わせと健康について、G&Oデンタルクリニックの富安誠院長にお話を伺っていきます。

今回は「「咀嚼運動とかみあわせ」」をテーマに、お相手の小川綾乃さんがじっさいに体験しつつ、お伝えいただきました。いかがでしたか、参考になりましたでしょうか。次回は12月1日の放送です。どうぞお楽しみに!

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Happiness Style
ひろみち料理教室・野崎広路先生。

毎回、身近な食材を使ってご家庭で手軽に作れる美味しい創作料理を教えてくださるひろみち先生。今回は「牛肉巻き蕎麦」を教えていただきました。

新蕎麦が美味しい季節です!今回のレシピは、茹でたお蕎麦を薄切り牛肉とお海苔で巻いたものを天ぷらに揚げ、食べやすいサイズに切りわけて盛り付けたら蕎麦汁と大根おろしをかけて葱を散らし、お好みで一味唐辛子を振っていただきます。

手順はと〜っても簡単!なのに仕上がりはまるで割烹で出て来てもおかしくないような和食のひと品。おもてなしにも最適ですよ。白いご飯にもよく合うし、う〜〜ん、ここはひとつ熱燗にしようか、ああでも温かいお部屋でほどよく冷えたビールも捨てがたいし、迷うなー(^_,^;)

ひろみち先生の講座は現在、毎月第4月曜日午前中に雄踏文化センターで開講中の「クッキングママ料理教室」、月一いち開催の佐鳴台「セレブの会料理教室」今月は11月20日です。生徒さんは随時募集中、お問い合わせは先生の携帯「090-2189-4575」までどうぞ。

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『My Choice Time〜天の光はすべて星』
晩秋の夜空に横たわるクジラの怪物、「くじら座」についてのお話でした。

全天で4番目の大きな面積をもつ星座ですが、明るい星が少ないため、夜空の明るい場所で全体像を把握することはまず不可能です。残念なことなんですけどねえ。
でも、空のじゅうぶん暗い場所でじっくり探して見つけると、なかなかに雄大な姿の星座なんですよ。

目印は秋の四辺形。向かって左側(東側)の辺を二倍ほど下に伸ばしたあたりの少し左側で輝く2等星「デネブカイトス」を起点に探していきます。
この星はまずまずの明るさがあり、周りに明るい星がないこともありけっこう目立っていますから、晴れてさえいれば、よほど周囲の明るい場所でない限り見つかりますよ。

そして、今は見えないのが残念ですが、お化けクジラの心臓にあたる変光星「ミラ」。
「Miracle=奇跡、不思議なもの、驚異」と同じ意味、つまり「奇跡の星」「不思議な星」の名を持つ星です。

およそ11ヶ月の周期で、かなり明るい2等級ていどから、肉眼ではまったく見えない10等級ぐらいまで、ひじょうに大きな差で明るくなったり暗くなったりを繰り返している星です。

とくに明るくなるときの変化が急で、何もなかったところに突然あらわれ、日に日にみるみる明るくなっていくんです。
そんな性質のため、キリスト生誕のとき夜空に輝いたといわれる「ベツレヘムの星」だったのではないか、という説もあるんです(あくまでも「一説には」ですよ)。

2016年の明るさのピークは4月ごろで、この時期は日中の空にあって見えませんでした。
毎年ほぼ1ヶ月ずつピークがずれていきますから、5〜6年後には、ちょうどクリスマスの時期にピークを迎えるはずです。楽しみですね!

ではいつものように探し方画像です。
http://img02.hamazo.tv/usr/t/o/m/tomsan/Cetus_2016-01.gif

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であであ、
お聴きいただいたみなさま、ご出演いただいたみなさま、ありがとうございました!
また来週〜〜(^-^)ノシ
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