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病院を撃つな、のキャンペーン。シリアでおきた、国境なき医師団の医療施設を米軍が誤爆して多数の医療関係者・現地の人たちに死傷者がでた事件だが、続報は日本ではあまり見ない。このサイトを見る限り、そもそも米軍からの事情説明もロクになく、賠償もはした金で終わってる模様。それじゃあ報道するにも何もでてこないわけだね…。
ISISはキチガイだが、それに相対した米軍もおかしくなってるんだろうなぁと思う。大日本帝国軍は間違いなく気が違っていたと思うレベルだったわけだが、それに相対してた米軍は原爆採用したり毒ガスで民間人を皆殺しにしたりと、やっぱり異常だった。戦後の在日米軍はそこまでオカシイわけじゃないから、常日頃から米軍がくるってるわけではないわけで、やっぱり戦場の狂気ってやつなんだろうなと思う。
問題は、そういう狂気が横行するレベルに陥ったときに、国境なき医師団のような高邁な理念が通用するのか、という点だ。政府に圧力とかが本当に有効なのか?って疑問が私には生じてしまう。
もちろん、自国政府を動かすことぐらいしか、平和な日本にいたらやれることもないわけだから、政府に対し要望を出すような行動をなにかしらするってのは大事なことと思う。一方で、日本政府にそういう声を届けたとして、日本政府には何ができるのだろうか。
狂気の沙汰が横行するようになった現在のシリアに、いったい何が有効なのだろう…?暴力がまかり通る世界というのは自分の想像力が貧困な事もあり、本当に何をすべきなのか分からない。
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