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2016年11月15日16:44

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龍について考えてた

竜のことを考えてました。

ドラゴンと竜は別物なのか?
ドラゴン

・ギリシャ時代にはすでに存在していた。

・ドラゴンとサーペントは厳密には分かれていなかった。

・ギリシャ神話に出てくるドラコーン(δράκων)はドラゴンの源流。

・ドラコーンはギリシア語「derkesthai (〈純(にら) みつける〉の意) 」と近縁の語


・キリスト教が入りドラゴンは荒ぶる者,邪悪なる者のシンボルとなった。

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・平素は水中にひそみ,水と密接な関係をもち,降雨をもたらすとされる。

・地上と超越的な世界を結んでおり、竜は聖獣の中でも別格な扱いである。

・竜は蛇から成長し竜になる。

・四聖獣や仏法を守護する獣でもある。

・中国の皇帝などの象徴でもある。


竜とドラゴンは源流は同じ蛇なのである。
その他にも、中東ではシュメールの「クル」、ウガリットの「ヤム」などがいる。だいたい、中東では紀元前3500年ぐらいに登場した。


さて、東アジアは中国の遼河文明 興隆窪文化期(8200〜7400年前)の揚家窪(ようかわ)遺跡から地面に石を置いて形作られた2匹の龍が発掘された。

更に、内モンゴルの敖漢旗(ごうかんき)遺跡では土器に龍が描かれていた。

査海(さかい)遺跡では、揚家窪遺跡と同様に石で形作られた、約20メートルの巨大な龍が発見されている。


更に後の趙宝溝(ちょうほうこう)文化(7400〜6500年前)では鹿・イノシシ・鳥の頭を持ち、しっぽは魚の尾びれで全身がうろこで被われた「龍」が描かれた土器が発見された。


紅山(こうざん)文化期(6500〜4900年前)では玉に猪の顔をした龍がかかれていたらしい。


どうやら、自然界にいる魚や鹿、猪などの動物と融合して今の竜の原型に近づいていったのだと考えられている。

これらの遺物をみると、水棲動物ではなく陸上動物との融合が目立つ。
その後、交易地(玉の原産地であるタリム盆地や日本など)に広がったのかもしれない。



さて、水神としての要素は文化が南下して稲作文化の洞庭湖などの長江文明と合流した結果、かの有名な「浦島伝説」が洞庭湖周辺で生まれた。 それが、弥生人と共に持ち込まれて日本に入ってきたのかもしれない。




まとめ
日本には縄文時代に入ってきた竜と、弥生時代に入ってきた竜がいる。
縄文時代に入ってきた竜は大神神社などの陸の神様になった。


弥生時代に入った竜は、水神になり稲作や水に関係する神様になった。


・・・という推測と妄想でした。


参考サイト
龍国日本 http://www.m-creates.co.jp/ryukoku/history.html
生物史から、自然の摂理を読み解く http://www.seibutsushi.net/blog/2012/01/1238.html
東洋龍・西洋ドラゴン、その違い知ってる? http://matome.naver.jp/odai/2144110216110606101
唐草図鑑 http://www.karakusamon.com/dragon_img.html
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