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2016年11月15日00:44

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エネループより前に すでにあった富士フィルム系列の電池専門子会社

富士フィルムに 現場監督型のデジカメを依頼した時に 富士フィルムから

新発売の充電電池をすすめられた。聞いてみると わざわざ子会社を立ち上げて専門で開発

させたものだという。早速 できてきた新型現場用デジカメと 新型充電池を 世界で現場用に

運用した 製品名は FUJIFILM ニッケル水素1500充電式 

単三型の製品で どのメーカーの従来しきの電池より容量が大きく使いやすく値段もこなれている

  との売り文句で営業から仕入れた

従来から 富士フィルムと取引が深く 現場関係のOAを仕切っていたので 富士フィルムの最初の

営業がすごく 色んなアイデアを聞いてくれる人だったので こちらのニーズにあわせた製品開発

や 最新技術を紹介してくれる。 約18年前の出来事だった。冬の寒い頃 それらの製品が

出そろった為 さっそく使ったのだが 不具合がでた。

 充電したばかりの電池を使っているのに

 数枚とるといきなりとれなくなってしまい 

 再充電するが同じようにとれなくなったり とれたりする

   これが 10件中3件でた それで 予備機でテストを繰り返し事象を確認した為

   それを 直接 この子会社の電話番号を営業から教えてもらい電話をかけて

   発生している問題点を報告した。 その時 相手はこういってきた

   ”そのデジタルカメラ本体を こちらでは手にいれることができないんです

    それ だって まだ出たばかりで 富士フィルムでも在庫がないし

    10万以上するんで気軽に購入するわけにもいかないです 今の段階では

    なんともいえない です 同じ環境が際限できないですから・・・”というので

   なら こちらの予備機と使っている電池を貸し出してやるから、すぐ検証しなさい

    と申し出たら ありがたがられた。約一か月後 不具合を修正した新電池

    FUJIFILM ニッケル水素1600充電式 

    が発売され 予備機がお礼と共に1ダース分の電池セットがはいっていた

      原因は 1500が環境が冬で寒かった為 現場用デジカメがばりばり低温化で

      使われてしまった為 極度の電圧降下がおきてしまい撮影不能となるということで

       すでに 現場でのヒアリングから 検討がついていたため 子会社には

       確認させるだけで すぐに予備機による確認ができた と 三日もしないうちに

       連絡がきた そこから 子会社がんばった 新製品の1600は 苛酷な環境に

       耐え問題なく使うことができた。

    なんか エネループうんたらかんたらいうけど それよりもっと以前に 少なくても

    5年くらい前から 現場では そして 自分的に開発と試験場を自発的に 

    富士フィルムに提供していたのだった。 その後は 

    製品が要求に完全に満足したものになったのと 営業が東京に栄転してゆき

      わざわざ栄転する日 神戸まで会いに来て 手をにぎって

      ありがとうございました あなたのおかげでここまでこれました ありがとうございました

      と 挨拶していった為 

    それ以上は 必要ないと その製品だけを現場に使い続けさせた。

     実際 最初の10台で事故でつぶれたもの以外は 自分が会社をおいだされる前まで

     現役だった。 数年後エネループが発売された時 ああ容量が大きい新製品なんだねえ

     とほほ笑んだものだ。 あの営業や子会社の担当者は今でも元気かな

     デジカメ版現場監督は よすぎて 逆に縁がなくなったけど 

     自分が そういったものの開発の最先端にいたことだけはいい思い出だった。

     他人だけが 儲けて 自分は何の得もなかったけどねw

    


 
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