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2016年11月13日21:38

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【食】最後に蕎麦湯を頂くこと、ここまでが蕎麦を喰らう一連の動作です。

■「彼氏がそば湯を飲むのが信じられない!」 匿名ブログに見る関東と関西の食習慣の違い
(キャリコネ - 11月13日 11:41)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=210&from=diary&id=4290707

西日本、特に関西、九州の食文化の中に蕎麦の存在性が稀薄なのは、以前から知っていたこと。
だから、薬味の入ったつゆを少し残した蕎麦ちょこに蕎麦湯を注いで啜るという行為が、関西、九州で育った人たちが違和感を覚えるということは、当然なのかなと思った次第。

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蕎麦屋で“せいろそば”(一般的には“もりそば”と呼ばれる)を注文すれば、漆塗りのポットのような容器が添えられて出てきます。この中に、蕎麦湯が入っているわけですね。
この“ポット”が出てこなくても、お店の人に「すみませーん、蕎麦湯くださーい!」と一声かければ、必ず持ってきてくれます。
駅構内の立ち食い蕎麦屋でも、蕎麦湯を常備しているお店は増えている様子。カウンターの隅っこに、魔法瓶にしたためられて「お好きなだけどうぞ」と。

これって、蕎麦を食文化内に取り入れている信州以東にのみ、見られるものなんだとか。

上述の「すみませーん、蕎麦湯くださーい」と声を発するその瞬間、「お、俺、蕎麦の“通”じゃん♪」と、自らが誇らしく思えてしまう瞬間だったり。
周りに、異文化圏から来た人がいて、奇異の目で見られると、その誇らしさがますます強くなったりと。

せいろそば一枚たぐって(この“たぐる”という表現も、蕎麦の食文化特有のものです)、それだけで満足してしまうのは、あまりにも勿体ない。最後の〆で、蕎麦湯一杯グイッと飲み込み、ここまでやって初めて“完食”したことになるわけです。

但し、蕎麦湯を美味しく頂けるのは、せいろそば(もりそば)の時だけ。

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何故なら、かけそばのおつゆは、蕎麦湯で割って飲むには、やや薄すぎるのです。

コラムで例に挙がっていた、彼氏が蕎麦湯を飲むことが「信じられない」というエピソード。
西日本、特に関西、九州出身の人は、関東の食文化を蔑み、食べもしないで「不味いもの。下賎なもの」と決めつけ否定する傾向にある。
食わず嫌いというのが非常に勿体なく気の毒だと、心底思いました。
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