トランプが大統領選を勝ち抜く

産経新聞は「トランプでいいじゃないか」と書いている。保守愛国派の日本国民は概ねこの様な感想を持った人が多いだろう。かく言う自分も彼の当選を意外に思ったが、米国の大統領選挙速報サイトを凝視したのは人生初である。
　
イスラム教徒を入国禁止にするとの公約は早々に公式サイトから削除され、記者から聞かれても何も答えなかったらしいので、政治家にありガチな選挙期間中だけの二枚舌公約が早くも露見している。
　
日本の政治家にもヒラ議員時代は威勢の良い事を言って靖国神社に毎度参拝していても、閣僚入りすれば急激に大人しくなり参拝を止めてしまう信念の無い無様な議員が大多数である。
　
トランプ政権に成れば、「ＴＰＰの停止とグローバル資本主義との決別」、「在日米軍駐留費の増額か縮小撤退か」、「憲法改正」、「核拡散防止条約(NPT)の脱退」、「核武装」と云う潜在的日本の国是が公のものに成る可能性が有る。現在はこれらの問題は蓋をされ、議論すらされてい無い状況であるが、できるだけ早く議論を進め体制を整えなければ為らない事案である。
　
時代がグローバル資本主義の多国籍企業重視の路線から、国民主権を国家経済重視の路線に大きく転換しようとしている。我が国では未だ周回遅れの環球主義が蔓延しているが、早く国論と政策を変化させなければ叉時代に取り残され、苦境に陥る事も考えられる。
　
経済活動に経世済民を取り戻す。
日本第一の政策に因る日本経済平成維新が待たれる所以である。