今週、気付いた事。
「災難と言うのは、いついかなる時でも起こり得る」
今日は東京本社は営業会議。課責任者以上は全員東京行き。
現段階で東京にいる上司に電話するという行為は、
松明を持って火薬庫に入るくらい危険と言っていいくらい、ピリピリムードだ。
おかげで新大阪は静かそのものだ。
この静かな時間を使って、今朝起こった事でも書こう。
いつもの乗りなれたJRの快速に今朝も乗る。
すると、松葉杖をついた人が座る事が出来ず、ドア付近に立っていた。
松葉杖なので、つり革を持つのもままならない。
足が不自由では、通勤も大変だろうに…そう思いながら俺も反対のドア付近に立つ。
そして、電車が芦屋駅に入る。
この駅、ホームの手前でレールが2つに分かれる為、上手い運転手でも結構揺れる。
で、今朝は結構なスピードで入線。当然大きく揺れる。
その瞬間だった。
松葉杖の人が支えを失い、こちらに大きく倒れこんできた。
全体重をかけたその人のエルボードロップが、あろうことか俺の腹部を直撃!
「…………ッ!!!」
声にならない痛みとはこの事を言うんだろうか。
半端じゃなく痛い。苦しい。
「だっ…だっ…だいじょ…」それでも、何故か倒れこんだ松葉杖の人を気遣う俺。
…お前が大丈夫かと言われそうだが。
周りの人と協力して何とか起こしてあげる。
自分でも分かっていたんだろう。ひじをぶつけてしまった事を何度も謝っていた。
このエルボードロップ、めっちゃ効いた。
普段はスマホでニュースでも見るんだが、痛くてそんな余裕なかった。
快速は大阪で終点なので、普通に乗り換え、1駅先の新大阪へ向かう。
普通も、快速に負けず劣らずの混雑ぶり。
ここでも不可思議な事が起きる。
俺が乗り込んだドアは車両の真ん中。左右どちらのドアも比較的空いている。
にも関わらず、ホームから乗り込んでくる客、みんなこの真ん中のドアに集中してくる。
右か左行けよ!ほんの数メートルじゃねえかよ
左右がガラガラなのに、真ん中だけがおしくらまんじゅう状態。
「空いた扉に分かれてご乗車ください!無理な乗車はご遠慮ください!」
駅員の気持ちがようやくわかった気がした。
朝っぱらから災難を食らった俺だが、10時を過ぎて上司連中は会議に入った。
これで、この間はヘンな飛び火もなかろう。
この1週間、38度線並みのピリピリムードだっただけに、久しぶりにのんびりするか…
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