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2016年11月10日00:27

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あかんたれ大統領

なんでいかにも仕事のできそうなヒラリーさんが負けて、いろいろ問題のありそうなトランプさんが勝ってもたのか。
プロとアマチュアが戦ってアマチュアが勝ったわけやけど、そこでいちばん違ったのは愛嬌の有無なんやないかな。

関ヶ原の合戦で石田三成は完璧な布陣を敷いて徳川軍を迎え撃ったのに敗れてしまったのは、ひとえに三成の人徳のなさやと思う。
今の時代で言えば超エリートの高級官僚やった三成は、仕事ができすぎるあまり、できない人への気配りが足りなかったし、まわりへの配慮も不十分やった。
しかも言ってることは常に正論なだけに、だれも言い負かすことができない。
つまり、かわいげがなく愛嬌がない。
自分のミスにも厳しい代わりに、他人のミスにも厳しかったところも大将としては難しかったし、そこをフォローしてくれる腹心が居なかったこともよくない結果を招いた。
ヒラリーさんの華麗な経歴と今回の選挙戦で見せた表情は石田三成と同じやったと思う。

たしかにヒラリーさんは仕事はできるのかも知れない。
でも、この人はサイボーグみたいでどこにもかわいげがない。

ヒラリーさんの時代になったら、なにかと四角張って息苦しい社会になるのではないか。
その点、トランプさんはいろいろ駄目なとこもあるけど、しゃあないなあ、このあかんたれと言って笑えるようなところがあって、それなりに愛嬌もあるやん。
おそらく、自分の失敗に寛容な分、まわりの失敗も赦してしまう懐の深さがあるんとちゃうかな。
そんな人なら、まわりに優秀な人さえ置けば、それなりにええ仕事してくれるに違いない。

てな感じで、血の通ったトランプさんに未来を委ねようと思った人のほうが多かった。
会社が危機に瀕してるときは、とにかく優秀な人を社長に戴きたい。
儲かってるときは誰がやっても同じ。
トランプさんみたいな人を選べるってのは、アメリカ社会にはまだまだ余裕があるってことなのかもね。

ほな、これからどうなるのか。
あくまでも個人的な見解として言わせてもらうと、トランプさんに取っては大統領になってアメリカの歴史に名前を刻むことそのものが目的で、そこから先はあまり重要視してないんとちゃうかな。
そうやとすると、いらんことやって汚名を残すことだけは避けたいと、守りに入るんやないか思う。
4年間、大過なく勤めてアメリカ大統領であったことのみを歴史に刻む。
それ以上でもそれ以下でもないんやないやろか。
トランプさんの就任期間って、それ以上でもそれ以下でもないんちゃうかな。
だから、そんなに心配することはないはずやで。



■「どちらが勝っても米国には損失」嫌われ者対決を制したのはトランプ氏
(THE PAGE - 11月09日 19:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=177&from=diary&id=4284692
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