ワタクシ切り干し大根の煮物が大好きでして、昔から好んでこれを食べていた訳ですよ。
子供の頃にある洋食屋に行った折にも、頼んだ洋食の皿に盛られたそれを見て、
喜んで食べた訳ですよ。
ところが、これが妙に渋くて酸い。
何だこれは、この店は腐った大根を出すのかと思ったわけですが、
変に背伸びしがちだった子供の頃のワタクシは店に難癖をつけていると思われるのも嫌だし、
親の見ている手前もあってまずいとも言えず、何も言わず全部食べた訳ですよ。
まずいまずいと思いながら。
ちなみに腹を下すことを覚悟していた訳ですが、腹は下しませんでした。
そしてワタクシも大人になり、ある時海外旅行に行った訳ですよ。
行先はねえ、ドイツ。
ハイデルベルクの料理店に入って、夕食を頂いた訳ですが、
その時にあの子供の頃、あの"腐った切り干し大根"を食べた時、何も言わなくてよかった。
あれ、切り干し大根じゃなくてザワークラウトだったみたいです。
味も食感もほとんど同じ。
よく考えたら洋食に入っているならばそっちのほうが自然ですし、
言ったら両親に笑われていたかもしれません。
キャベツと大根とでは、全然違うものの筈なのですけれどね。
ザワークラウトを食べたことのなかったワタクシには、腐った切り干し大根に思えたようで。
■野菜が高い今こそ!美容効果も高い「切り干し大根」デリ風レシピ3種
(VenusTap - 11月06日 12:50)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=223&from=diary&id=4278910
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