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2016年11月03日01:19

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今年の夏は、子どもたちが遊ぶボートが浮かぶ公園の池で、

■下水道から遺体の一部?発見 目黒の遺棄事件
(朝日新聞デジタル - 11月02日 18:54)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4273716
秋には、狭い目黒区の反対側の地域の下水道で。

2件のバラバラ事件は、いきないり目の前の死体の処理に困って、バラバラにするしか思いつかない、まったく幼児的で短絡な犯行ブリ。

日本の80%は都市生活者になった日本では、生活圏では、どこもかしこもコンクリートでおおわれて、死体を埋める畑も雑木林も身近に無くなっていることぐらい、考えなかったんだろうか?

まあ、結末を考える力があれば、殺人などしないといえばそれきりなんだけど。

それにしても最近、殺人事件の後処理に、バラバラ処理が、流行のようになってないか?

老人の孤独死が増えてるとは聞いていたけど、目黒区はそうした風潮の先端地域なのか?


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事件そのものはそれぞれ性格が違うようだし、だから特に殺人事件の評論をするつもりはないんだけど。

最近流行の、殺人事件での短絡で幼稚化した死体処理から気づいた、今考えていることを、書いておく。

だから話が飛躍するけど(苦笑)


最近の政治家は、県知事レベルでも、何も考えないで、ネトウヨやトランプ並みの瞬間湯沸かし器のように、短絡発言をしているのがいるけど。

少なくとも政治家が国民から委託された権力は、国と言わず自治体と言わず、社会の利害の真摯な調整で、自分のモラル的信条を吐露する権限ではないわけで。

こうした政治家モラルの幼稚化が、官僚レベルでは、都合が悪い資料を、黒塗りしたり、隠したり、廃棄するものまで現れて、事態の究明を、かえって混乱させている例につながっている気がする。

この大人社会の幼稚化は、先進国では、社会全体の傾向なんだろうか?

*****

さっき田舎の自治体が運営する美術館事業で、当然かかるランニングコストを無視して、事業を計画していたことが発覚して、担当者からあわてた電話があった。

各イベントごとのコストを厳密に計上して、配分を考えなさいと、何度も指摘してきたのだが、その意味が理解できなかったらしい。
*実際には、計算式の基準の違いが見つかったことが、混乱の原因なんだけど。

折角人口5万の小さな町の美術館が、身の丈にあったアート活動として、周囲からの愛着をもたれ期待されてきているのに、そのチャチな事業を進めていくための現実的思考が、どこかで外れてたらしい。

もともと任期の最終を迎えた首長の見栄から始まった、国土交通省の地方振興資金に飛びついた小さな赤字自治体の美術館事業なわけで。
施設存続の最低限度の自治体負担で、文化事業のランニングコストなどは、もともと考えておらず。
首長の見栄が、全うできるのか?市長が交代したら、どうなるのか?
街のコンセンサスが、どこまでできているのか?
事業コストの計算式の混乱は、そうした意思統一の混乱の一端だろう。


東京都と同じように、首長の交代によって、前の政策決定が、責任論まで含めて見直される風潮がはやると、東京都は資金が豊富ゆえの混乱だけど、地方赤字自治体では、関係者はいよいよ萎縮するかもしれない。

せめて当事者への免責事項を設定してでも、一次資料の廃棄だけは阻止しておかないと、いたずらに混乱がひろがって、狭い地域社会に憎悪がはびこることになりかねない。

舛添前都知事は、国家元首気取りでオリンピック外交を演じた都知事任務の思い違いで、都民の顰蹙を買ったわけで。

2013年の安倍政権が開催した沖縄の「主権回復の日」式典では、国論が分裂する中、沖縄県知事があえて欠席するような集会に、天皇・皇后両陛下を引き出して、最後に(天皇陛下)万歳三唱を唱和したような、自民党政権による天皇の政治的利用があって。
今上天皇が、国内巡幸や被災地訪問やサイパン訪問といった「国民の象徴」行為のなかで、控えめな良識的メッセージを発してきた現実とは、大きく乖離している。

ワタシがかかわる、田舎の小さな美術館事業でも。
江戸時代、村の治安を乱す者として、村の入り口の立札で「村への出入りを禁止」された、「易者・芸者・学者」と同じように。
地方アート・イベントの主役として活躍する「外者・若者・馬鹿者」に、想像力貧困の無責任を続けさせていくと、事業そのものが存続できなくなっていくんだよな。

美術館の現場運営者が、今後どう軌道修正していくか?

シャッター街がひろがる地域社会へのプラス面もあるだけに、この小さな灯をどう守るかの責任は、首長以下、役人たちにも、自覚してもらいたいのだけど。

これは学識や芸術的センスの問題や、自分の勝手な信念や思い込みではなくて、地域に向かいあう真摯な姿勢の有無ではないのかな?、




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