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2016年10月30日19:44

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響け!ユーフォニアム2 第4話

ユーフォ2期を視聴しての思いついた事などを綴っています。
今回も各話での事で進めてみます。



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第4話 めざめるオーボエ

合宿が終わり、関西大会本番が刻一刻と近付いていたある日。
演奏順も決まり、以前にもまして練習に熱がこもる北宇治高校吹奏楽部に大事件が起こる。
そして、それはあすかが危惧していたことで……。





原作2巻では3章に当たるタイトル『オーボエの覚醒』でしたが、アニメではソフトテイストに『めざめるオーボエ』となっておりました。
第3章におけるストーリー展開の山場である『みぞれ』と『希美』の邂逅をストレートに描いており、時間にしてみれば数時間の出来事でありました。
視聴していてあまりの時間の速さを感じてしまったぐらいのスピード感は第2期では最速のストーリーかのように進んでおりました。

この度の事件の解決はこれまでの大きな問題を一気に解決させており、『まぁ、これで良かったんだな』と一安心した事と、なぜかつい目が潤んでしまったのは否定出来ませんでした(^^;



*関西大会まであと10日


前回第3話からの続きは合宿3日目での出来事は省かれてしまったようで、もしもそんなシーンがあったとしたら前日から一睡もできなかった久美子が練習時間中に睡魔に襲われてしまうシーンとなってしまうでしょうけど、4話からのスタートは関西大会の出場順番の発表となっており、その辺りは京アニが久美子を救ってくれたようです。


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サファイヤ川島がやる気か?
出場順の強豪校の名前を聞いて、強豪校オタクの緑輝は自身に気合いを入れる、久美子や麗奈とは異なった斜め上のコンクールに対する意識でした(^^;


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新山:鎧塚さん…あなたのソロを聴いた時、私も物足りないと感じたの。
なのに、高校生だからこれで十分って…私はあなたの可能性の上限を決めつけていた…ごめんなさい
失礼な事してしまったなって



合宿3日目での終わり際の新山先生とみぞれとの会話は、その後の学校での練習へとシフトされてしまったようです。
新山先生はみぞれには実は隠れた才能がある事を指導においての最後に気が付いたのでしょうか。
ただ、新山先生には彼女の能力を引き出す事が出来ずに詫びていたのでしょう。


話中では触れていませんでしたが、新山先生の指導は合宿期間中だけだったのでは?と受け止めてますが、新山先生の続いての指導は合宿での睡眠不足の久美子を救うために変更されたのでしょうか、それとも上記のセリフを第4話で生かすために話の流れを途中で折らせない演出だったのでしょうか。


話の流れを途中で折らせない演出と言えば、3話まで久美子が頻りに『コンクールって何なんだろう?吹部って何なんだろう?』と様々な人に問うのですが、その多くは同意見だったにも関わらず、唯一それとは違った答えを聞いた事『自身のためではなく、誰かのため』
人の中にある価値観の違いを久美子は知るのでした。



*劇中での様々な事


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*第4話アイキャッチ
希美に続いてはみぞれの登場は第4話においては必然だったかも。
久美子、葉月、緑輝に続いては麗奈かなぁと思いきや・・・


*事件の始まり


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『希美』と『みぞれ』との遭遇
これは地雷だと、『あすか』による推測を元に刷り込まれている部員たちがいました。


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『希美』を問題視していたあすかの舌打ち・・・
このシーンを観た事であすかの本心が現れているようで、視聴者には解りやすい人だなぁとw


*事件解決、第4話のMVPは



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毎回、そのような評価対象はありませんが、ここはやはりデカリボン・・・いえ、吉川優子でしたね。
デカリボンにしては男気のあるセリフであったし、こうも心の奥から燃えるものを感じたのは『みぞれ』と同じく中学時代の辛酸を舐めた事が由縁だったのでしょうか。
なのに・・・


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自分を責め続けていたみぞれを叱咤し勇気付けた後の優子の笑顔、それは優子のみぞれを大切に想う気持ちでした。
それにも関わらず、みぞれが一番に想っていた希美であった事が明らかになり、あれだけ叱咤と勇気づけをしていた優子の想いが報われなかった事に、なぜかつい目が潤んでしまいました・・・(´;ω;`)



希美とみぞれの仲が回復した事でオーボエの音が良くなってました(^^;
あぁ、あれだけ人々の繋ぎ手となっていたのに、みぞれ、希美の中には入り込めず、またデカリボンのような男気も出せる訳ではなかったので、それは致し方がなかったのですが、結局久美子は何も出来ず、ただ周りの動きに流されていた事を悟るでしょう。




*あすか先輩は穿った見方をしすぎですよ


希美はみぞれに黙って辞めただけでなく、それ以来学校で希美はみぞれに会う事もなかったのでしょうか。
仲間外れにされた、と思い込んでしまうのはそうなのかなぁと言うところでしたが。

で、ジョイナス先輩!言っていた事とは違っていたじゃないか!と久美子はそう思ったに違いありませんね(^^;



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『(みぞれは)ずるい性格』『優子は保険だった』『人は打算的に動くもの』

当事者はいないこの場で次々と出てくる言葉は悪評のようで、この闇に包まれた先輩をどうしてくれようか?!
久美子の手の奮いはこの数週間の出来事をそんな言葉で終わらせてしまうのか?と言う怒りにも感じます。



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あすか:『黄前ちゃん…全国、行こうね』

本音と建前との違いをはっきりさせたいのはまだ久美子がそう言う年齢だからでしょうか。
あすかはやはり大人の考え方をしていただけでしたし、まだ久美子があすかと肩を並べるまでには至っていませんでした。
今後の展開に予期させる一つはあすかと久美子との関係でしょうか。
第4話では穿った見方だと指摘する久美子でしたが、如何にしてあすかがコンクール優勝を目指しているかを知る事で、これまでの事は許せるかなぁと至ってしまうでしょう。


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もう一人のヒロインの登場。
そんなギスギスとした雰囲気も麗奈の姿を見て、なぜかホッとします(^^;


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麗奈:『考えた事ない。しいて言うなら自分の為かな』

何気に久美子は『誰かの為に楽器を吹く事はあるのか』と言う事を聞いてみたくなったようです。
もしや滝先生の為に吹いているとか、そんな事を思い付いてしまったのでしょうか。
麗奈の言葉を聴いて何だか安心してしまった久美子のちょっとテンションの上がった声に、それも見逃せません。


えぇ、今回はストーリー展開そのもので進んでしまいましたね。
今回ばかりはそれぞれを分解しての見解は難しくなりそうでしたし。


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今後の展開に予期させるもう一つは第2期スタートから久美子の姉の存在でしょうか。
久美子にとって姉の存在は?
姉がいたからこそ、吹奏楽を始めたのですから。


さて、今後の展開は関西大会、ここで第2巻での内容は終わるでしょう。
多分、秀一との接点が始まる北宇治高校の学園祭、そして第3巻でのあすか問題へと至るものだと見ています。


(つづく)
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