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2016年10月30日18:36

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キッチン南海高円寺店(日記)

一昨日、食べログでハンバーグ&カニクリームコロッケ定食の報告を幾つか読んで生唾が涌いたので、昨日、遠路遥々と早速行ったよ。キッチン南海・高円寺店。

フォト

https://tabelog.com/tokyo/A1319/A131904/13043823/dtlrvwlst/54448943/?__from=mixi

ハンバーグもクリームコロッケも歯が殆ど、あるいは全く無くても食えるが、ついて来る御飯が硬め炊きなので歯はあることが望ましい。客は常連らしい爺ィばかりと書いてあったけど、若い客も居た。

クアアイナのボソボソした牛肉100%のデカいハンバーガーを、最もあるべき姿のハンバーガーと認定しつつ、ハンバーグとハンバーガーが別物であった子供時代の味覚の残滓を引きずっている私は、日本にしか無い「ハンバーグ」の理想形を探し求める行脚をも継続しているのであったが、この度見つけたので、もう探さなくて良かろう。

ここは確かに美味い。

私が食べ終わる間際、カウンター席隣に若くて無精ひげのちょいイケメンの外人が座ってじーっとメニューを見始めたので面倒くせぇなと思っていると、小さい声でハンバーグとメンチカツセットを注文しやがった。どっちも挽肉じゃないか。日本語出来るんだ。地元民?そういえば、20年ばかり前、高円寺は金の無い外国人(ただし頭脳労働者ね。密入国ではなくて)の多く住む街として知られていたっけ。

高円寺にはニューバーグというチープな洋食屋が昔からあり(1969年創業)、常連に云わせれば、この店のハンバーグはニューバーグなる特殊な料理らしく、私もその意見に賛同する。殆どハンバーグの味がしない。

クロンボ。
数年前、隣駅の阿佐ヶ谷駅前の区画整理で追われて高円寺に移ったそうだが、阿佐ヶ谷時代を知る人の書いたものを読むと、その当時は店名のみならず、掲げる看板までもが明らかに「黒ん坊」を示唆する不穏なものだったとか。それはまあ、どうでも良いけど、安い分、量がちょい少ない。

ちなみに、かつてニューバーグは高円寺に二店舗あった。今、クロンボが営業しているのは環状7号線に近い小さい方のニューバーグだった場所のような気がする。

高円寺は洋食屋と古着屋、古本屋の多い街で、そういうところが貧乏くさい私と相性が良いのかも。

バス三台を乗り継いで往復した苦難の高校時代の往路一つ目の中継地点が高円寺だった。余談ながら一年生の時は阿佐ヶ谷経由で、二、三年は高円寺経由である。途中から新設校舎へ移ったので、そういうことになった。

二つ目の中継駅である練馬には高円寺と中野のいずれを経由しても行けたが、半年の間、中野経由を試してみて、どうも、あの雰囲気が嫌いなもので高円寺に変えた。今でも中野が苦手なのは、16歳の日々の印象をぬぐい切れぬからだと思える。

高円寺駅から最遠の場所にある Mash も有名だが、前述のニューバーグと同じ経営者がやっていると先程、食べログで読み、にわかに行く気が失せた。Mash の隣にはクロンボならぬコロンボというカレー屋がある。

でも、やはりキッチン南海は何回行っても良い。高円寺店も黒カレーで有名な神保町本店も。
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