選挙＆政局（白紙領収書、補選、総裁任期、区割）

　２３日読売。国会議員の政治資金パーティでは白紙領収書が慣例化している。与野党２３人が認める。閣僚では菅官房長官、稲田防衛相、塩崎厚労相、松野文科相、山本農相、世耕経産相、山本環境相、今村復興相、加藤活躍相。与野党幹部では民進党の野田幹事長、公明党の漆原中央幹事会長ら。

→　要するに、大勢人を集められる政治家の多くがやっていた、と。全員告発されるべき。





　２４日読売。衆院補選、自民が２勝。東京10区は若狭氏、福岡６区では鳩山二郎氏が当選。鳩山氏は追加公認。

→　案の定。国政では野党、民進党への不信は深い。知名度的にも大差で負けてるし。

　野党連携も大した効果が無かった。蓮舫の対応は中途半端で、完全独立に候補擁立ではなく、候補者調整はした上で、推薦を断る形。これじゃあ、「もっと連携をしっかりすれば勝てたんだ！」と主張する共産党や、民進党地方議員の声と。「連携なんかするから無党派層が逃げるんだ！」と主張する民進党都市部議員や保守系議員、労組系議員の声と。どちらが正しいか？結果だけからは明確には分かりづらい。今後、さらにモメそう。新潟県知事選で野党系候補が勝ったため、蓮舫・野田執行部に迷いが生じたのかしらん。アレは反原発ワンイシュー選挙と見るべきだと思うんだけど。

　それにしても、自民はコスい。鳩山氏はちゃっかり追加公認するし、一時、除名も取り沙汰された若狭氏には安倍ちゃんが擦り寄るし。まぁそれが政治家、政局だけど。



　２５日朝日。野党共闘、民進党に暗雲。３野党からは足並みの乱れに不信が。共産との共闘に否定的な連合とは亀裂が深刻化。

→　組合の言うことに過剰に左右されるべきではないけれど。これは連合の言うことがもっともだと思う。そんなに「確かな野党」が良ければ、民進ではなく共産党を支持すれば良い。民進党は政権奪取を目指すのが価値なのに。





　２６日夜のニュース。自民党、総裁任期を連続３期９年までに延長する方針を決定した。

→　党内の話だから、オカシイとは言い難い。でも、圧力を掛け対立候補を立候補させないようにするような真似はするべきでない。次回の総裁選では、ちゃんと選挙して欲しい。





　２６日夜のニュース。総務省は国勢調査の結果、衆院での選挙区定数是正の目安が発表された。小選挙区で削減されるのは、青森・岩手・奈良（以上４議席から３議席に）と、三重・熊本・鹿児島（以上５議席から４議席に）の６県。比例ブロックでは、東北（14から13に）、北関東（20から19に）、近畿（29から28に）、九州（21から20に）で削減される。

　また、参院では定数是正後も格差は３倍を超えている。

→　抜本的な区割り改変が必要。サボるな！国会。