白いキャンバスとラジオ

今年はいつまでも厳しい残暑が続いたり、急に涼しくなったと思ったらまた暑さがぶり返したりと、本当に不安定な気候でしたが、ようやく落ち着いてくれそうな雰囲気ですねえ。

浜松の最高気温、今日は25.3℃まで上がったものの昨日よりは2℃ほど低くなり、明日以降は20℃を少し上回る程度の予想。最低気温も週明けは15℃を下回る日が続きそうで、ようやく秋も本番ということになりそうです。

ところで、このオープニングで、ときどき「季節の色」についてお話をしています。それぞれの季節には様々な色があって、秋はとくに色彩豊かなイメージがありますよね。

じつは暦の上の上でも季節にはそれぞれ色が当てはめられていて、これは「五行説」を元にしたものです。
五行説は「木・火・土・金・水」の 五つの性質で森羅万象を説明しようという考え方で、「森羅万象」とはあらゆる現象、宇宙に存在する一切のものという意味ですから、その中には季節も、そしてもちろん色も含まれているわけです。

で、五行説による季節と色との関係を見ると「春＝青」、「夏=朱（赤）」、ちょっと飛ばして「冬＝玄（黒）」。
さてそれでは秋は、というとこれが「白」なんです。
春は青、というところから「青春」という言葉が生まれ、文学者・北原白秋の「白い秋」と書く筆名もここからきているんですね。

でも、秋は白いってどういうことだろう、むしろ彩りあざやかな季節じゃないの、って思いますよね。
また、俳句の季語では「色なき風」という言葉が秋の季語になっているんです。

秋は白い、秋には色がない…。これをどのように解釈するか。
いろんな考え方があるんですが、ぼくがいちばん、なるほど！と思うのが、こういう説です。

色画用紙を想像してみてください。春の青、夏の赤、そして冬の黒。こうした色の画用紙ってありますでしょ。
そこに、絵の具やカラーマーカーで絵を描いてみる。するとどうなるでしょう。下地の色に強く影響を受けた色になっちゃいますよね。本来の色には見えません。蛍光マーカーなんて、おそらくまったくわからないでしょう。

でも、真っ白な画用紙だったらどうでしょうか。画材そのものの色がきちんと出ますよね。蛍光マーカーだってばっちりです。
つまり、あるひとつの色に染まるのではなく、あらゆる色を表現することができる真っ白なキャンバス、それが秋なんだ、というわけです。

ね、色がないからこそ色彩にあふれる。そう考えれば、白い秋、なっとくです。
一年でいちばん美しい季節。味わっていきたいですね。


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と、そんな話題からスタートした2016年10月27日のSmile on Radio。
登場いただいたのは…

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◎Today's Smile◎
吹奏楽団「ハンドレッドドアーズ」のメンバー、宮本富子さんと細井美那子さんのお二人をスタジオにお迎えしました。

＊1996年、実力派マーチングバンド「浜松ワイルドウィンズ」のＯＢが中心となって結成。ワイルドウィンズは引退したけど音楽は続けたい、また、子供ができても続けたい、との思いから、子供を連れてきてもＯＫにしよう！と「ハンドアキッズ」と呼ばれる子どもたちといっしょに活動されています。

＊現在のメンバーは、10代から50代までの44人。月２回、西区の伊佐見協働センターを中心に練習を行い、浜松駅前キタラでのプロムナードコンサート、伊佐見地区での水車小屋コンサート、協働センターまつりや、各地自治会での夏祭りや敬老会などで演奏をおこなっています。

＊記念すべき20周年となる今年。来る11月13日（日）にアクトシティ中ホールにで『創立20周年記念 ハンドレッド・ドアーズ第12回演奏会』が開催されます。会場13:00／開演13:30、全席自由席で、前売りチケットは中学生以上700円（小学生以下は無料）当日券は800円。アクトシティチケットセンターほか市内楽器店でお買い求めいただけます。

＊今回の演奏会は、第１部が「クラシック・オリジナルステージ」、第２部が「ゲストステージ」、そして第３部が「ポップス・ハンドアキッズパフォーマンスステージ」という３部構成。２年前の演奏会にゲスト出演され好評だったサックス奏者の堀江裕介さんをゲストにお招きします。名古屋フィルハーモニー交響楽団のクラリネット奏者でもある常任指揮者・井上京先生と作り上げたサウンドも注目です。

＊リスナーさんのためにチケットプレゼントをいただきました〜！ハンドレッド・ドアーズ公式サイトのお問い合わせフォーム< http://www5.hp-ez.com/hp/hundred-doors/page6 >もしくはFacebookページ< https://www.facebook.com/hundred.doors100/ >に「ＦＭハローを聞きました」の一言と、プレゼントキーワード『20周年』を合わせてお書き添えの上メッセージを下さった方全員に、演奏会チケットをプレゼントくださいます！全員です！締め切りは11月10日まで！

＊楽団初となるアクトシティ中ホールでの演奏。「来ていただいて損はさせません！とても楽しい演奏会です」と宮本さん。そして「盛りだくさんの演奏会です、ぜひたくさんの皆様におた楽しみいただきたいです！」と細井さん。コンサートの成功と今後の活躍を心からお祈りいたします！

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◎エンチョートピック◎
エンチョーおすすめの商品を紹介していきます。

＊今回のアイテムは、自動車用湯温自在ポット 「ワクヨさん」。自動車のシガーソケットから電源が取れ、車内でお湯が自在に沸かせる電気ポットです。最大で400mlの水を30分程度で沸騰させることができ、さらに保温機能もついています。

＊デジタル表示の温度計が設置されているので使いやすい上、ミネラルウォーターなどを沸騰させずに20〜90度までの希望の温度にあたためることも可能！赤ちゃんのミルクなど急いでいる場合にも便利ですね。

＊内側は特殊ガラス製なのでお湯が樹脂臭くなる事もありません。空焚き防止機能も付いてるので安心。専用ホルダー・耐熱カバーがセットで付いているから、すぐに使用可能です。

＊紅葉など秋の景色を楽しむドライブに最適です。災害時の避難用としても活躍するので、1つあると安心ですね。お値段は6,950円！詳しくはお近くのエンチョースタッフまで！

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◎Happiness Style◎
食と酒と音を結ぶ和「和音（カズネ）」・女将さんの川島あかりさんに「白菜と鶏ひき肉の重ね蒸し　きのこ生姜あん」を教えていただきました。

＊今月から第４木曜日にお料理を教えていただく和音さんは、中区紺屋町・五社神社のほど近く、マンションの一階奥に隠れ家のようにあるお店。各名店で修行した板前さんが作る創作和食と、女将さんが個人的趣味で集めた日本酒やワインが楽しめます。不定期ながら100年前のアンティークピアノを使った生演奏も開催されています。

＊今回のレシピは、これから美味しくなる白菜と、よくこねた鶏ひき肉を幾層にも重ねて蒸し上げ、秋の味覚のきのこに生姜をきかせた和風あんをかけていだだくというもの。職人の味をご家庭で楽しめるシンプルなレシピです。とっても簡単に作れちゃいます！

＊スタジオににお持ちいただきましたよ〜！「和風テリーヌ」といった趣きで、とっても美味しい〜〜！ここは日本酒！といきたいですね！また、このお料理はアツアツでも冷蔵庫で冷やしてもどちらでも美味しいので、寒暖が急に変わるこの時期にもピッタリです。ちなみに、和音さんで今いちばん人気のお酒は、島根県の地米地酒、その名も「死神」だそうですよ！

＊和音さんでは１２月２４日土曜日のクリスマスイブ、「和モダン」をテーマにしたスペシャルディナーコースを税込8000円でご用意。 バイオリン、ストリングスベース、ピアノの生演奏を聴きながら優雅なお食事を。シャンパンも特別価格でご用意！スタッフもサンタの格好をしますので気取らず楽しく過ごしましょう！ ご予約は【053-525-7677】まで。公式サイト< http://kazune-2015.com >やFacebookページ< https://www.facebook.com/kazuneakari/ >、はまぞうブログ< http://kazune.hamazo.tv >もぜひ！

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『My Choice Time〜天の光はすべて星』
今日は「うお座」についてのお話でした。

うお座は、なにぶん暗い星ばかりでできている星座で、夜空の明るい市街地で見つけるのはまず無理と申し上げざるを得ないのが残念です。

でも「夜空がじゅうぶん暗い場所」でさえあれば、探し方じたいはそれほど難しくありません。

まず、先日お話した「秋の四辺形」から見つけていきます。天高く大きな四角形、これはすぐ見つかりますよ。

秋の四辺形が見つかったら、その左下あたりの星空をながめてみます。すると、秋の四辺形を左と下から挟むようなかんじに「くの字がた」もしくは「Ｌ字がた」に点々と連なっている星の列が見えてきます。
そしてその「くの字」ないし「Ｌ字」の両端にカタマリのようなものがくっついている。これが、うお座です（見かたによっては、さくらんぼみたいな形とも言えます）。

うお座は１匹のお魚の姿をしているのではなく、２匹の魚がリボンで結びつけられた姿を描いているんです。明るい星はないものの、形としては比較的整っていて、印象的な星座ですよ。

行楽シーズン、周りに明かりの少ない場所にお出かけの際はぜひ探してみてください。

ではいつものように探し方画像です。
http://img02.hamazo.tv/usr/t/o/m/tomsan/Pisces_2016-01.gif

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であであ、
お聴きいただいたみなさま、ご出演いただいたみなさま、ありがとうございました！
また来週〜〜(^-^)ﾉｼ