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2016年10月27日17:39

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明治神宮と和名倉山 比較!

秩父和名倉山の緑化作業から帰って三日目の昨日26日、野暮用のついでに明治神宮の森を散策してきた。

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一見自然林だが、90歳の人工林である。明治天皇が亡くなり、明治神宮の構想時、時の首相大隈重信は、鎮守の森は杉であると主張。ところが林学博士の本田静六などが首相を口説いて混交林にした話は有名である。
大鳥居をくぐり、参道を外れて森に入ると大都会から深い森へタイムスリップ。
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主役は広葉常緑樹。特にクスノキが多い。
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しかし大きな銀杏は不似合いである。樹木も混みすぎの感ありで、まだ人工林の域から抜け出ていない。
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当時、全国から樹木の奉納が相次いだそうだ。関東平野には合わず、枯れた樹木も多数あるという。しかしこの明治神宮の森づくりって、樹木は嫌というほど集まるわ、作業員も集まるわ、お金も集まるは、おまけに平地で作業しやすいはと、なんて楽だこと。なんだか腹が立ってきたぞ。

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比較するのはおこがましいが、秩父の森づくりはこれと真逆。
まず金がない。林道と獣道のような急登を資材を担いで登ろうという会員も少なく、3時間近く登った所に我らの小屋があり、植林地はさらに1時間登る。作業は全て斜面で40度以上の個所もあり、命綱必需。もちろん電気なんてあるわけないから電動工具もあるわけない。でも水と空気がうまい!酒が美味い! 酒は背負子で担いで登るのだが、なぜか重くない不思議。

これは明治神宮にタダで集まった全国のお酒。あ〜腹立つ!
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